過去ログ - 和久井留美「猫の森には帰れない」
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1: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:05:54.80 ID:PBuqg7Ny0


和久井留美「……あら?」


※モバマスSS短編現在趣味は仕事=アイドルです、るーみんメイン
※いかんせん二次創作です(いろいろとアイドルの過去なり関係性なりが捏造されています)
※急に るーみんが 来たので
※過去作と同じ世界線ですがここから読み始めても差し支えありません
※さくさく投下します

過去作
並木芽衣子「休暇旅行」
高峯のあ「銀河通信」
大原みちる「マイケルという名のパン屋さん」
「空からキラリが」
鷺沢文香「図書館はどこですか」

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:07:14.77 ID:PBuqg7Ny0
モバP「あれ?留美さん?」

留美「P君……こんな街中で会うなんて……偶然ね」

P「そうですね……。留美さん、今日は確かオフでしたよね」
以下略



3:修正 ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:09:46.53 ID:PBuqg7Ny0
モバP「あれ?留美さん?」

留美「P君……こんな街中で会うなんて……偶然ね」

P「そうですね……。留美さん、今日は確かオフでしたよね」
以下略



4:修正 ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:10:44.93 ID:PBuqg7Ny0
留美「あら、ということは今からお昼?」

P「はい。これからです……、ということは留美さんもまだお昼は?」

留美「ええ、これから食べようと」
以下略



5: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:12:00.36 ID:PBuqg7Ny0
――――――


P「ふう……ごちそうさまです」

以下略



6: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:14:24.40 ID:PBuqg7Ny0
留美「……それにしても、うらやましいわ」

P「何がです?」

留美「猫カフェに行けるってこと自体が、ね」
以下略



7: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:15:13.84 ID:PBuqg7Ny0
P「え?」

留美「知らない?アレルギーって生まれたときから拒否反応を起こすものじゃないのよ」

留美「そういう体質の人が、アレルギーの元となる物質を一定以上取り込むと症状が出始めるの」
以下略



8: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:15:59.70 ID:PBuqg7Ny0
留美「……でも、今あの森はどうなっていることやら……」

P「どういうことですか?」

留美「高校に進学と同時に、引っ越したのよ」
以下略



9: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:17:01.88 ID:PBuqg7Ny0
エヴリデイドリーム〜♪


P「おっ、まゆからメールだ」

以下略



10: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:18:13.92 ID:PBuqg7Ny0



……その日の午後は、知り合いと誰にも会わなかった

以下略



11: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:19:31.02 ID:PBuqg7Ny0
留美「…………ん?」


家に帰り玄関の郵便受けを開けると、実家の母親から手紙が来ていた

以下略



12: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:20:21.22 ID:PBuqg7Ny0



『留美、手紙で失礼します』

以下略



13: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:22:05.86 ID:PBuqg7Ny0
奇妙な偶然というものだろうか

P君と昔の話をしたと思ったら、その昔の友人から手紙が届くなんて……

私ははやる気持ちをおさえ、手紙をベッドの上に置き、服を着替えて買った物を整理した
以下略



14: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/13(金) 08:23:29.06 ID:PBuqg7Ny0
撮影日は一か月ほど前のようだった

一枚目は猫たちの写真……木漏れ日の中でうたた寝する色々な姿をした猫たち

二枚目から数枚は、森の風景を写しているらしい……隅の方にちょこんと猫のしっぽが写り込んでいるものもある
以下略



15: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:25:29.85 ID:PBuqg7Ny0


『ルミちゃん、お元気ですか』

『もう10年も帰らないので心配してます』
以下略



16: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:26:29.89 ID:PBuqg7Ny0
『猫アレルギーはあれからよくなりましたか』

『ルミちゃん、アレルギーがひどくなってからもよくこの森で遊んでいましたね』

『くしゃみも気にせず、猫を撫でようとして……』
以下略



17: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:28:14.42 ID:PBuqg7Ny0
『……ルミちゃん』

『成人式にルミちゃんがいなくて、すこし淋しかったです』

『ケンくんやマーちゃんも心配してました』
以下略



18: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:29:26.91 ID:PBuqg7Ny0
……ユウちゃん

……少し、涙腺が緩んだ

私はしばらく、手紙と写真とをじっと見つめていた
以下略



19: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:30:19.37 ID:PBuqg7Ny0


『ユウちゃん、久しぶりです』

『お手紙ありがとう』
以下略



20: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:31:20.04 ID:PBuqg7Ny0
『ユウちゃん』

『猫の森を守るお仕事をしてると聞いて、ユウちゃんが昔私に言ってたことを思い出しました』

『ユウちゃん、大きくなっても猫の森は猫の森のままでいてほしいって言ってましたね』
以下略



21: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/13(金) 08:32:50.57 ID:PBuqg7Ny0
送信にあまり時間はかからなかった

完了のメッセージを確認してパソコンの電源を消した

ひと息に文章を書いたので目が少し疲れてしまった
以下略



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