過去ログ - 五代雄介「この仮面を被って、と」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/12/14(土) 21:26:13.20 ID:BHKQ9p+y0
五代「早速上りますか!大学の壁……っと、あれ?眩暈が……
うっ……」パタリ
五代「うーん……はっ!ここは……そうそう、城南大学だ。
そして俺は五代雄介……ん、んんっ!なぁんか喉が……風邪かな?」
五代「とにかく、桜子さんに会いに行こうかな」
壁をよじ登り、窓から研究室に入ればお目当ての背中が。
五代(よーし、今日こそ気付かれないように、と)コソコソ
桜子「また窓から入ったのね、五代君。もう、いい加減に――えっ、誰?」
五代「えっ?」
桜子「ど、どうして女の人と五代君を間違えちゃったのかしら……
ごめんなさい、人違いで……」
五代「え、女って……はっ!胸が!?」
というわけで、五代雄介が女性になってしまいました。
若干口調などを忘れつつあるのでいつにもましてひどい内容かと思います。
生ぬるい目で応援してくださると嬉しいです。
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2013/12/14(土) 21:27:59.59 ID:BHKQ9p+y0
五代「桜子さん、信じてよ!俺、本当に五代雄介なんだって!」
桜子「五代君は男の人って言ってるじゃないですか!」
五代「俺以外に窓から入ってくる奴がいる?」
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2013/12/14(土) 21:28:29.22 ID:BHKQ9p+y0
五代「そう。見ててくれよ、俺の……変身!」
クウガ「どう、信じられそう?」
桜子「クウガ……!ってことは、本当に五代君なんだ……」
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2013/12/14(土) 21:29:01.40 ID:BHKQ9p+y0
五代「でも、元気ないみたいだし。ちょっと気になるよ」
桜子「いいの、今一番困ってるのは五代君だろうし……
私に言われるまで気付いてなかったみたいだし」
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2013/12/14(土) 21:29:33.94 ID:BHKQ9p+y0
五代「そうなったら大変だ。急いで調べてもらっていいかな?」
桜子「ええ、私にできることならね。一応、一条さんにも連絡を――」
五代「ち、ちょっと待ってよ!あんまり大事にしないでほしいなぁ」
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2013/12/14(土) 21:30:04.81 ID:BHKQ9p+y0
桜子「はあ……私一人だと調べられることにも使える設備にも限界があるのよ?
それでもいいって言うの?」
五代「うーん……それはちょっと悩むけど……」
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2013/12/14(土) 21:30:32.44 ID:BHKQ9p+y0
桜子「――はい、ではよろしくお願いします」
五代「どうだった?」
桜子「今日は遅いから、明日見てくれるって。
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2013/12/14(土) 21:31:06.66 ID:BHKQ9p+y0
五代「えっ!?それはちょっと、さすがに……あはは」
桜子「ちょっと、何想像したの?赤くなっちゃって……もう」
五代「ごめんごめん。けど、本当にいいよ。
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2013/12/14(土) 21:31:33.13 ID:BHKQ9p+y0
桜子「なら、大学の中で女の人になったことになるけど」
五代「そうなんだよね。いつも通り仮面を被って壁を上ってさ」
桜子「……そういえば、仮面はどうしたの?被ってないけど」
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2013/12/14(土) 21:32:00.92 ID:BHKQ9p+y0
――窓の下
五代「あれ、ないな……」
桜子「暗くてよく見えないわね……」
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2013/12/14(土) 21:32:39.54 ID:BHKQ9p+y0
桜子「――あ、もしかしてこれ?」
五代「おっ、あった?そうそう、それそれ!」
桜子「見るからに怪しいわね……変な模様もあるし」
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2013/12/14(土) 21:33:09.13 ID:BHKQ9p+y0
五代「そういえば俺、これを被って気を失ったんだった。
もしかしてこれが原因なのかな?」
桜子「そんなまさか!」
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2013/12/14(土) 21:33:42.45 ID:BHKQ9p+y0
桜子「だって、久しぶりに五代君が帰って来てくれたと思ったらこれよ?
落ち着いて話もできないなんて……」
五代「話ならできるよ、ね?」
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2013/12/14(土) 21:34:29.95 ID:BHKQ9p+y0
――翌日
桜子「わ、どうしたの五代君、その格好!」
五代「もしかして、変?」
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2013/12/14(土) 21:35:11.41 ID:BHKQ9p+y0
五代「それでさ、桜子さん。俺の……じゃなかった、私のこと、
五代君以外の呼び方で呼んでくれないかな」
桜子「それも女の人になり切るため?けど……」
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2013/12/14(土) 21:35:48.65 ID:BHKQ9p+y0
雄子「雄子、雄子ね、よし!私、五代……じゃない方がいいかな?」
桜子「それもそうね……何かいい名前はないかしら」
雄子「うーん……六代雄子とか?」
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2013/12/14(土) 21:36:18.12 ID:BHKQ9p+y0
雄子「それじゃあ……山田雄子!」
桜子「無難といえばそうだけど……それでいいの?」
雄子「いいのいいの。じゃあ、山田雄子で、ひとつよろしく!」
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2013/12/14(土) 21:36:53.64 ID:BHKQ9p+y0
――診察室
雄子「ここに来るのも久しぶりだなー」
椿「おや、すいませんね。今日はちょっと先約が――」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/14(土) 21:37:54.25 ID:BHKQ9p+y0
桜子「本当に、この人が五代君なんです。
今は混乱を避けるためにも山田雄子って名乗ることにしたんですけど」
雄子「山田雄子です、どうぞよろしく」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/14(土) 21:38:22.11 ID:BHKQ9p+y0
結果を眺めて首を傾げる椿。
椿「おかしいな……」
桜子「やっぱりどこかおかしいんですか?」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/14(土) 21:39:08.04 ID:BHKQ9p+y0
椿「そういうことになりますね。しかし……」
桜子「やっぱり問題があるんですか!?」
椿「いえ、問題点が見つからないからこそ、元に戻す手がかりが掴めないんです。
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