過去ログ - 電「鋼鉄の咆哮・・・って何ですか?」【オリジナルストーリー】
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/15(日) 19:34:21.17 ID:D33KrtNQ0
艦長「司令、あの駆逐艦をスキズブラズニルまで連れてきてよかったのでしょうか・・・?」

早川「今はこうする他にあるまい。敵に交戦の意思は無いようだし、まずは相手の所属と航行目的を知る必要がある」

艦長「確かに、あの通信内容は俄かに信じられないものです」

早川「では、我々は内火艇で基地に上陸し、艦長と副長、私だけで暁型に接触する。内火艇降ろし方用意」


タグボートが中破した那珂をドック艦「スキズブラズニル」に曳航していく横で、早川と那珂の艦長、副長は電と名乗る駆逐艦に乗り込んでいた。

早川「しかし、誰も迎えに来ないというのはどういうことだ?」

副長「もしかして、幽霊船なのかもしれないですよ・・・」

艦長「気持ち悪いことを言うな・・・チビりそうになる」

副長「あはっ、艦長ってば怖がりさんですねー」

早川「副長、ちょっと静かにしろ」

副長「は、はぃ・・・」

ちょっと上機嫌だった副長に一言怒鳴った早川は、再び電を見上げる。すると、さっきまで誰もいなかった甲板に、小さな人影が見えた。それは内火艇が接舷する後部主砲付近まで来ると、早川たちを見下ろした。

副長「あれは・・・幽霊ですかっ!?」

早川「軍人ではないな・・・あれは、少女か?」


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