17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/15(日) 01:54:36.47 ID:HJFvpnSw0
P「実は、昨日俺の靴下が無くなってて…もしかしたら事務所内に忘れてっただけかもしれないし、ちょっと臭いで探せないか?ってなー」
冗談めいた言い方で、あの異臭を内包しているであろう靴を履いた足を向けながらpさんが言う。
たとえ冗談であったとしても、何ということを言い出すのだ、この人は。
アタシの大事な家族に、どんな臭いを嗅がせようというのだろうか。
…まぁ、アタシもあわよくばその匂いを嗅いでみよう、と思っていたのだが…。
なんなら今ここで、その靴から足を出して、あの匂いを漂わせてくれてもいい。
けれどそんな内心を窺われる訳にもいかないので、アタシは眉を顰めた。
pさんに怪訝そうな表情を向けていると、わんこがもぞもぞと動き、スルリとアタシの腕の中から抜け出した。
そして小走りで向かうのはpさんの足もと。
聖來「ちょっ、わんこ!?どしたの!?」
驚くアタシを他所に、わんこはpさんの靴と、靴から上に伸びた脚の部分を嗅ぎだした。
pさんもこれには驚いたようで、自分で向けた足を少しばかり引っ込める。
それも意に介さず、わんこはその足に寄ってまた臭いを嗅ぐ。
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