過去ログ - 佐々木「親友の一歩先があるのなら」
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28:佐々木 ◆jLkYoTe1dA[saga]
2013/12/15(日) 17:10:55.73 ID:458iJ9h90
佐々木「…………」

キョン「……その」

佐々木「なーんて、ね」

キョン「……佐々木?」

佐々木「くくく、季節感に因んだ冗談というのは、僕にはいささかハードルが高かったかな」

キョン「…………」

佐々木「戸惑わせてすまなかったね。今の発言はなかったことに――」

キョン「佐々木」

佐々木「……っ」ビクッ

キョン「……す」

佐々木「…………す?」

キョン「素晴らしい考えだ、天啓と言っていい」ガシッ

佐々木「…………え」

キョン(……嗚呼、くそぅ、言った。言ってしまった)

キョン「キャッキャウフフしている世のバカップル共を斜に見ながら、無二の親友と共にワイングラスを掲げて哲学を語らう」

キョン(もうだめだ、どうにも止まらん。何を言ってるかもわからん!)

キョン「いいね、いいじゃないか、実に心が踊るイベントだ。聖夜に相応しい高尚な行いだと俺が崇拝してやまないイエス様も必ずや顔を綻ばせてくれるに違いないぞ」

佐々木「…………」


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