過去ログ - 凛「あんたが私のサーヴァント?」ジャイロ「おう、よろしくな嬢ちゃん」
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167: ◆t1yiTgs.pg2A[saga]
2014/01/02(木) 00:49:34.61 ID:pqmsPyz70
凛「宝石?私が持ってる中で一番大きいのってこれくらいよ」

私は懐から、ジャイロの鉄球よりも一回りほど小さい宝石を取り出した

ジャイロ「あー・・ギリギリだなこりゃ」

凛「?」

ジャイロ「まあ宝石だし仕方ねえか」

ジャイロ「凛、その宝石借してもらうぜ」ヒョイ

凛「ってジャイロ!?あ、あんたまs、ギャーーーーーーー!!!!!」

私の手からまるでCDケースからお気に入りのCDを取り出すかのような気軽さで宝石を取ったジャイロは、流れるような動作で鉄球を手に取り、ギャリギャリと私の宝石を削っていく

凛「な、ななななな何してんのよジャイローーーッ!!?行動はともかく理由を言えーーーッ!!」

ジャイロ「いざという時のために凛の宝石も真円に加工しようと思ってな」

凛「さっき鉄球を作ったわよね?!どうして私の宝石を使うのよォオオオ〜〜〜〜〜!!」

ジャイロ「六発あるとはいえそれが全部壊されねーって保障はねえからよォ、オレの鉄球を全部壊して得意になってる敵にはイイ切り札になると思ってな」

凛「ぐッ・・・」

確かにジャイロの言ったことは筋が通ってる
ジャイロの武器が鉄球だと思ってるヤツには良い手かもしれない

ジャイロ「つーわけで、これは凛が持ってろ」スッ

凛「フン!さっさと衛宮くんの家に戻るわよ!!」スタスタ

そう言い捨てると、私はジャイロが霊体化するのもまたずに部屋を出た

だから

ジャイロ「・・・・・凛も・・『受け継いだ』人間、か・・・・」

その呟きは、私の耳に入ることはなかった





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