過去ログ - 比企谷八幡 「やはり俺と雪ノ下雪乃は友達にはなれない」
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113: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/21(土) 17:54:46.52 ID:0ivkthg00


中央階段を上って屋上に続く扉の前へ。
扉には以前来たとき同様に壊れた南京錠がぶら下がっており、俺は力を入れてそれを引っ張って開錠した。


雪ノ下と二人、屋上へと進む。


「それで、あなたの用件は?」

着いて早々、雪ノ下が切り出した。
そういう無駄のないところがいい。こっちも時候の話とかしなくて済むし。


「単刀直入に聞く。お前はお見合いをしたいのか?」

「………あなたには関係ないわ」

「すまんが奉仕部に依頼が届いている」

「…………葉山君ね」

「後はお前の姉から」

「姉さんから?……なんでまた」


今ここで陽乃さんの考えを披露する必要性は乏しい。


「さあな。だが二人から依頼が来ている以上、一応の活動はせねばならん」


こんなもんは嘘っぱちだ。

俺は由比ヶ浜や葉山に言ったように、単なる奉仕部の活動としてならこの問題に首を突っ込まなかった。
だが俺はそれに反している。

まあその理由を言う必要もないし今はどうでもいい。





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