過去ログ - 比企谷八幡 「やはり俺と雪ノ下雪乃は友達にはなれない」
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114: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/21(土) 18:03:23.76 ID:0ivkthg00


「……お見合いについては私の方で何とかするわ」

「何とかするってことは乗り気じゃないってことか?」

「当然でしょう。高校2年生でお見合いだなんて馬鹿げているわ」


そうか、由比ヶ浜の言うように雪ノ下はお見合いに積極的なわけじゃないと。
ならお見合いを邪魔してもこいつの意思には反しない。


「ならなぜ由比ヶ浜や奉仕部に助けを求めない」

「なぜって、こんな個人的なことで由比ヶ浜さん達に頼る訳にはいかないでしょ」


達ってのは俺も含まれてるのかね。


「由比ヶ浜も言ってるだろうけど、頼られないというのも辛いぞ」

頼るってことは信頼の表れだ。つまり、俺達は雪ノ下の信頼を勝ち得てないことになる。普通なら。


「そういうわけではないわ……彼女にもそう言っているのだけれど」


そう、雪ノ下は頼らないんじゃない。頼り方を知らないのだ。
今まで何にだって一人で挑戦し、一人で対処してきた彼女は人に頼る術を知らない。


文化祭のときには由比ヶ浜と俺に少しのお願いをしたが、それ以来彼女から頼られることはなかった。



「そうか、なら俺を使えばいい」


だから俺は彼女に逃げ道を作る。





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