過去ログ - 比企谷八幡 「やはり俺と雪ノ下雪乃は友達にはなれない」
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69: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/20(金) 21:37:14.79 ID:FCUQjvUV0


昨日も中には誰もいなかったが、それでも由比ヶ浜と一緒だった。
今日は完璧一人きりだった。

部室は昨日よりも広く、寒々とした印象だった。

雪ノ下は俺が入部するまでの1年間、ここで一人時間を過ごしていたんだな。

クラスでも嫌われているわけではないが特定の親しい友達もいない。
部活でも一人。
家も一人暮らし。

そんな孤独な彼女を、俺は寂しい奴だなんて、悲しい奴だなんて同情したり憐れんだりしない。

むしろその孤高さが、自我の強さが俺は好ましいと感じていた。

俺と彼女はどこか似ているのかもしれない。
いや、似ているのではなく彼女は俺の憧れだ。

俺が欲していたものを備えている存在だった。





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