過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 5【ダンガンロンパ】
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171:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/12/23(月) 22:31:11.12 ID:VfFYnxsQ0

霧切「あなたが思っているよりも、取り返しがつかないことはしていない」

霧切「今、ここで止めれば」

舞園「そしたら、桑田くんはどうなるの?」

舞園「桑田くんの心を傷つけて、桑田くんに覚悟させて……!」

舞園「それなのに、その覚悟を無駄にするの!?」

舞園「今更……そんなことは許さない」

舞園「私は決めたんです。桑田くんを利用すると」

舞園「自分のために利用する、と」

舞園「そして桑田くんも私の気持ちをわかってて」

舞園「傷つくことがわかっても、私と一緒にいてくれるって」

舞園「苗木くんは私を助ける為なら私の<絶望>を否定するけど」

舞園「桑田くんは私や自分が傷ついても、私の<絶望>を受け入れようとしてくれているから」

舞園「だから私も、そんな桑田くんの気持ちを利用するの」

舞園「徹底的に。どれだけお互いが傷ついても」

舞園「どちらかが終わるまで」

霧切「…………」

霧切「あなたの言葉は、破綻している。<絶望>に満ちて、救いがない」

霧切「だけど……」

霧切「何故かしらね。すごく、純粋だと思うのは」

舞園「…………」

舞園「私が、霧切さんより先に死んだら」

舞園「アレは、霧切さんに渡るようにしておきます。私が死んでからなら、自由にしてください」

舞園「それと」

舞園「……少しだけです」

舞園「待つのは、ほんの少しだけですから」

霧切「…………」

霧切「ありがとう」

舞園「…………」

(コーヒーを一気に煽る)

舞園「……苦いですね。それと、熱いです」

霧切「そうね。それが美味しいんだけど」



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