過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 5【ダンガンロンパ】
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19:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/12/17(火) 22:16:34.38 ID:9ntwXAnH0

桑田「へえ。お前もそんな目するんだな」

苗木「ふ、ふざけるな! 舞園さんが、そんなこと」

桑田「してるんだよ。お前の為にな」

苗木「………っ!」

桑田「言っとくけど、さやかちゃんからキスしてきたからな?」

桑田「俺がそう言ったわけじゃねぇし」

苗木「だから……だから!」

苗木「なんでそんなことをする必要があるんだよ!?」

苗木「なんで!? そんなこと、望んでないのに……!」

苗木「…………」

桑田「……俺もさ」

桑田「アホなんだよな、基本」

桑田「だからさ、さやかちゃんがなんでそんなふうに自分追い詰めて、傷つけるのか」

桑田「わかんないんだよ。でも苗木もわかってないなら」

桑田「だったら苗木に俺たちのことをどうこう言われたくねぇよ」

苗木「桑田クンは」

苗木「桑田クンは、それでいいの?」

桑田「わからねぇけど、でも言ったよな?」

桑田「お前はさやかちゃんの気持ち無視してんだから、『敵』だ」

苗木「…………」

苗木「桑田クンは、舞園さんを傷つけるつもりなの?」

桑田「…………」

桑田「さやかちゃんが頼んだことでさやかちゃんが傷つくのがわかっても、さやかちゃんがそう言えば、そうする」

桑田「俺、さやかちゃんのために、なんでもするって言ったんだよ。だから、きっと」

桑田「さやかちゃんは俺を利用する気になったんだろうな」

桑田「……利用じゃなくて、頼ってくれてたら……」

苗木「…………」

苗木「もう、話せることは」

桑田「ねぇよ。わかってるだろうが」

桑田「無理なんだよ、わかれよ!」

(桑田は机を蹴り上げ、教室を出ていった)

苗木「なんでだよ……どうして……」

(苗木は転がった机や椅子を直し、教室を出た)




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