過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 5【ダンガンロンパ】
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希望ヶ峰学園文芸部
◆rI6W0eLi2sQw
[saga]
2013/12/30(月) 05:21:16.27 ID:1QMOsPSw0
苗木「わからないよね。全然わからないんだ」
苗木「ただ、ボクは何もしなくていいって言う」
苗木「何もしなくても、ボクの、『みんなで脱出』という願いをかなえてあげるって言う」
苗木「だから、ボクは舞園さん以外のことを考えるなって」
苗木「本当に、なんなんだろうね……?」
戦刃「…………」
戦刃「よ、予想以上に……重い話で」
戦刃「ごめん、何もわからなくて」
苗木「あ、ご、ごめん。ボクの方こそ」
戦刃「そ、その、確かにちょっと雰囲気は変わったかなって思ったけど」
戦刃「そんなに極端なこと……ちょっと、意外というか」
苗木「ボクとその人以外の人の前では、普通というか、前のままだから」
戦刃「……嫌いになった? 舞園さんのこと」
苗木「え? えっと……」
苗木「ちょっと変わりすぎて、ワケのわからなさが先にあるかな」
苗木「気持ちを弄ぶようなことをされて、許せない気持ちも、もちろんあるけど」
苗木「イライラするのは確かにあるけど」
苗木「とにかく、今は……何をしようとしているのかの方が、怖いかな」
苗木「霧切さんが倒れた時も、すごく怖かったし。舞園さんが何かしたんじゃないかって」
苗木「……人を殺したり、自分の身を危険に晒したりしないといいけど」
戦刃「……突き放すことは考えないの?」
苗木「そんなこと出来ないよ」
戦刃「でも、もう知らないって言ってしまえれば……苗木くんは楽になれるよ?」
戦刃「その、冷たいと思われるかもしれないけど、舞園さんはもう無理だと思う」
苗木「無理? 無理って」
戦刃「あ、あのね。舞園さんが苗木くんのこと好きなのは、知ってたんだ」
苗木「え? えええええ!?」
戦刃「う、うん。DVD見る前かな」
戦刃「舞園さんがね、お化粧してくれた時あったよね? 私に」
苗木「あ、うん。あったね」
戦刃「その、それで。その時に、聞いたんだけど」
戦刃「その時は、多分苗木くんの知ってるとおりの舞園さんだったと思う」
戦刃「多分、舞園さんは<絶望>に伝染しちゃったんじゃないかな」
苗木「<絶望>に、伝染……?」
戦刃「え、えっと。よ、よくわからないけど」
戦刃「ご、ごめん。わからないよね。ごめんなさい」
苗木「いや……」
苗木「なんとなく、わかった気がする。ありがとう」
戦刃「…………」
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