過去ログ - 苗木「ちょっと過去変えてくるか…」霧切「お供するわ」
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64: ◆3GvuSYI.dM[saga]
2013/12/20(金) 22:14:06.09 ID:hDS5BpDG0

苗木「いくら仲間が素敵でも、明日には皆バラバラになってるかもしれない。君がアイドルを干されるかもしれない」

舞園「ど、どうしてそんなこと…」

苗木「ねえ、仮に近い将来…もしも君のアイドルグループが解散することになったら、どうするの?」

舞園「そんなこと、ありえません」

苗木「だからありえないことは無いんだよ。現実に0%と100%は存在しない、どれだけ低くても可能性はある」

舞園「それは…そんなの」

苗木「まあ、そんな事にはさせないつもりだけどさ…もし近い将来、そうなってしまっても──諦めないでほしいんだ」

苗木「たとえこれからどんな絶望が襲ってきても、諦めないで、誰かを頼ってほしいんだ。誰でもいい、傍にたまたまいた人でいいんだ…君は誰かを頼る事が必要だ」

舞園「芸能界は…そんなに甘くないんです。誰かに頼るだなんて…出来ないんです。嫌なことだってたくさんあるんです…」

苗木「そんなの知るか。黙って誰かを頼りなよ」

舞園「えっ」

苗木「大体こう言う真面目なの嫌いなんだよボク。柄じゃないって言うかさ。とにかく忘れないで、なんなら毎日手の甲に書いておくといいよ、『困ったら誰かを頼る』って」

舞園「…苗木君は、私が頼ったら、助けてくれますか?」

苗木「当たり前だよ。あ、人殺しの罪を被るとか庇うとかは嫌だよ?あくまで常識の範囲内でね?」

舞園「そんなことしませんよ」

苗木「どうだかなぁ…ま、とりあえず言いたいことは言ったし、後はカラオケを楽しもうか」

舞園「そう、ですね…」

苗木「別にそんな考え込むことじゃないよ。困ったら相談するってだけの簡単な話」

舞園「はい、そうですね」

苗木「困ったら僕が全部何とかするから、君は馬鹿みたいに笑って皆を癒してればいいんだよ。それがアイドルの仕事でしょ?」

舞園「ふふっ、苗木君、ちょっとかっこつけたがりですね」

苗木「カッコつけなきゃ男じゃないよ、ほら、次の曲入れて」

舞園「デュエットしましょう!これは分かりますか?」

苗木「これなら覚えてるし、うん、いいよ」

舞園「それじゃ、ミュージック・スタート──!」




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