過去ログ - 垣根「ミルクの時間だぞ一方通行」一方通行「あぶゥ」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/17(火) 23:24:28.68 ID:fpHvtwLmo

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学園都市の路地。それは日常的に殺し合いやレイプ、人攫いが行われる社会の病巣。
そんな漆黒の闇より黒い場所に白い影が浮かんでいた。

一方「チッ、何が悲しくて野良猫なンざ俺が探さなきゃならねェってンだよ」

一方「四六時中電磁波出してるあのガキに猫が飼えるとは思えねェ……
    面倒だな、ったくよォ」

ぶつくさと文句を言う割には任務を放棄する気はないようだ。
それを見ていた男が声をかける。

「おいおい、天下の第一位様がガキのパシリとは落ちたもんだな」

一方「! ……誰だ」

前でもなく、後ろでもなく。上から降ってきた声は不遜そのもの。
一方通行が顔を向けた先にあったのは壁に垂直に立つ茶髪の男だ。見覚えはない。

一方(……重力使いか?)

自分の能力はベクトル操作。重力もまたその操作可能な物にすぎない。
茶髪の男が高位の能力者であれ脅威とはなり得ないのだ。
そう結論付けて男に見下したような目を向ける一方通行。


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