過去ログ - 勇者「未来の勇者を目指して」
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102: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:39:53.73 ID:CUjh9AmY0
勇者「元々勇者名乗れるのだってお情けで合格できただけのようなもんだし、本当の勇者だなんて俺はなれないのかな……」

魔法使い「……なれますよ」

勇者「え?」
以下略



103: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:40:20.30 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「はい、簡単なことですから」

勇者「……勇気か」

騎士「一言言っちゃえばいいんじゃないの?素直になってさ」
以下略



104: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:40:46.56 ID:CUjh9AmY0
勇者「なぁ、今まで悪かった。一週間ちょっとの付き合いだけど……俺自身が余裕無くてちょっとツンケンし過ぎてた」

勇者「そっちさえ良ければさ……俺に」

騎士「うんうん」
以下略



105: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:41:13.68 ID:CUjh9AmY0
勇者「この一週間、ずっとお前と組み手を続けてようやく分かったんだ!世界は広いってことを!」

勇者「俺は自分の物差しで全部図って、この腕だけで勇者になれるって思い込んでいた。でも違った!」

勇者「俺は、国の勇者になって対面しなきゃいけない相手がいるんだ」
以下略



106: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:41:49.08 ID:CUjh9AmY0
勇者「強くなればそいつともし戦うことになっても大丈夫だろ。だからこそ、ちゃんと俺は学ぶ必要があるんだ」

騎士「学術じゃなくて武術をか、素晴らしき脳筋野郎」

魔法使い「……もし」
以下略



107: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:42:29.98 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「分かりました、あなたが私から学ぶ気があるというのなら、私もあなたをサポートします」

勇者「ああ、よろしく頼んます!」

魔法使い「その代わり、勉学にも励んでもらいます。どの道代表になりたければ避けては通れない道なので」
以下略



108: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:43:08.24 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「……冗談ですよ、フフッ」

勇者「あれ?」

魔法使い「どうしました?」
以下略



109: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:43:38.82 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「それでは、今後は私の言うとおりに行動してもらいます」

魔法使い「窮屈かもしれませんが我慢してください」

勇者「ああ、わかった。それが勇者になるために必要ならば」
以下略



110: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:44:37.05 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「では早速部屋に戻ってお勉強です」

勇者「え、今から!?」

魔法使い「当たり前です、バカ二人に猿でも分かる教え方で教えなければいけないんですから」
以下略



111: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:45:03.05 ID:CUjh9AmY0
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