過去ログ - 勇者「未来の勇者を目指して」
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165: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:04:10.29 ID:i1lCyflh0
勇者「む、つまらんなぁ」

魔法使い「そんな事はありませんよ。おそらく参加する班の中ではあなたが一番戦いというものを分かっていますし、皆あなたを頼ると思います」

魔法使い「あまり調子に乗らなければいい結果は残せると思います。これもまた戦いにおける勉強です」
以下略



166: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:04:49.29 ID:i1lCyflh0
教官「ああ、我が寮24班全六組にそれぞれ一組ごとに講師が一人は就くことになっているからな」

騎士「ありゃ、それじゃあ実践の意味が無いんじゃないか?」

魔法使い「危険が伴いますからね。育成目的もありますし経験豊富な方がいた方がいいです」
以下略



167: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:05:22.26 ID:i1lCyflh0
教官「よし、いい返事だ!だが……お前達二人は定期試験の座学の結果さえアレでなければ問題なく上位なのだがなぁ」

騎士「うにゅう」

勇者「お、俺は初めの方よりはマシになりましたよ!」
以下略



168: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:06:29.43 ID:i1lCyflh0
……

魔法使い「案の定私達11班は先頭ですね」

騎士「上から1、2、1に配置する形で最後尾の9班の斜め後ろに教官がついているな」
以下略



169: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:07:15.17 ID:i1lCyflh0
「――――――!!」

魔法使い「四足の魔物。手足は異様に長く発達しており、強靭な脚力を武器に立体的な動きを得意とします」

魔法使い「大きさは全幅にして3メートル。本来森などに生息している魔物ですが、どういうわけか王都から近いこの場所まで下りてきました。あの魔物の討伐が今回の依頼内容です」
以下略



170: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:07:59.53 ID:i1lCyflh0
教官(各班動きに問題は無いな。先行している11班が上手く機能出来ているのが大きいな)


騎士「シキ!相手に機動力が制限されているといっても刺突攻撃に気をつけろよ!」

以下略



171: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:08:27.09 ID:i1lCyflh0
「よし!予測どおりにこっちに来た!」

「うおおおお!」

「炎よッ!」
以下略



172: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:08:56.36 ID:i1lCyflh0
勇者「よし、2匹は上手く分かれた……ッ!?」

勇者「やべぇ!ヴェイド、セピア!そっちに残った2匹が行っちまった!!」


以下略



173: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:09:33.82 ID:i1lCyflh0
騎士「一匹釣って本来そっちに行くはずだった12班と合流する!そうすりゃ均等に分けられる!」

魔法使い「では私はもう片方を釣って彼とこのまま合流します」

騎士「俺が帰ってくるまで仕留めるなよ?」
以下略



174: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:10:19.80 ID:i1lCyflh0
教官(あの者は普段は酷いバカだが周りをよく見ているな。団体行動で真価を発揮するタイプか)



騎士「9班!一匹連れて来た!ある程度は傷は負わせたから後は頼むぞ!」
以下略



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