177: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:12:19.49 ID:i1lCyflh0
「……よし」
「索敵を怠るなよ、他の魔物がいる可能性もある」
「もうやってるよー、大丈夫大丈夫」
178: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:13:02.86 ID:i1lCyflh0
勇者「教官、どうでしたか?」
教官「まぁよかったんじゃないか?貴様らにしてみれば」
勇者「厳しい評価で……」
179: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:13:29.84 ID:i1lCyflh0
教官「では未開拓地に長居は無用だ!魔物の襲撃もあるかもしれんし早々に引き上げるぞ!」バッ
勇者「ふぅ……何とか終わったか」
180: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:13:55.62 ID:i1lCyflh0
勇者「そうやって魔物退治とかしてると爺さんによくどやされたっけな。危ないマネするな!ってな」
騎士「親じゃなくて?」
勇者「ああ、俺両親いないんだ」
181: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:14:24.69 ID:i1lCyflh0
魔法使い「……あなたは、お父様とは仲良くは無いんですか?」
騎士「うへぇ、踏み込んだ事聞くのな」
勇者「……顔も覚えてねぇし、思い出したくもねぇ」
182: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:15:01.35 ID:i1lCyflh0
魔法使い「……きっとお父様にも事情はあるんでしょう」
勇者「人の家庭の事情に安易にそういうこと言うな。余計なお世話だ」
魔法使い「……そうですね、失礼しました」
183: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:15:27.19 ID:i1lCyflh0
教官「ッ!?どうした!?」
「後方!地面から黒い……何だこれは!?うおああああ!!」
184: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:15:53.34 ID:i1lCyflh0
ズズズ……
勇者「こっちに来た!?」
185: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:16:36.84 ID:i1lCyflh0
ズズズ……
騎士「アレ、早いぞ!?どうなってんだ!?」
勇者「馬の速度で追いつかれるのかよ!一体アレは……」
186: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/23(月) 02:17:03.41 ID:i1lCyflh0
勇者「……ほんのちっぽけな勇気……」
魔法使い「……?」
勇者「おい!?左からも同じものが来てるぞ!!」
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