218: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:01:38.34 ID:LQqz81bG0
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「今期の講習は一先ず終了だ」
219: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:02:07.60 ID:LQqz81bG0
……
勇者「教官」
教官「ん、貴様か。どうした?」
220: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:02:39.92 ID:LQqz81bG0
教官「貴様は王都出身だったな、ここから近いのか?」
勇者「いえ、端のほうの区間なので。それでも徒歩で帰れる距離ですが」
教官「馬車を拾った方が早いな、もしや駄賃でもせびりに来たのか?」
221: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:03:07.88 ID:LQqz81bG0
教官「貴様の方はどうするのだ?」
魔法使い「私は特に用事もないので寮に残ろうと思いますが……寄るところはありますね」
勇者「どこだ?案内くらいならしてやるぞ?」
222: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:03:34.22 ID:LQqz81bG0
教官「いや、なに。貴様らには謝らなければいけないと思ってな」
魔法使い「なぜです?」
教官「以前の依頼の件だ」
223: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:04:02.07 ID:LQqz81bG0
教官「ともかく……すまなかった」サッ
勇者「やめてくださいよ教官。先に教官の命令を無視して突っ込んだのはこっちですし」
魔法使い「そうですね、この場合は罪に問われるのは私達の方です。あなたは自分の職務、彼らを無事に王都に送り届けるということを果たしました」
224: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:04:42.88 ID:LQqz81bG0
……
魔法使い「ホント、あなたは教官のことが好きなんですね」
勇者「好きというか何と言うか、どうなんだかな。俺より強いし人格も出来てる人だし、単純に尊敬できる人って感じだ」
225: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:05:08.66 ID:LQqz81bG0
勇者「それじゃ、俺はこれから家に帰るからここでお別れだな」
魔法使い「はい、1週間という短い時間ですが」
226: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:06:10.42 ID:LQqz81bG0
勇者「お前、何でついてくるんだよ!?」
魔法使い「目的地とあなたの進行方向が同じなだけです、気にしないでください」
勇者「ところで、お前の目的地って結局どこなんだ?」
227: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/24(火) 03:07:01.90 ID:LQqz81bG0
小休止
他SSも書いてて狂気のスケジュールだったのぜ
228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/24(火) 03:46:01.09 ID:MxlPBvero
ほかってどれやねん、こっそり教え炉や
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