過去ログ - 勇者「未来の勇者を目指して」
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244: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:11:43.41 ID:vw5araYL0
ドワーフ「アイツはこんな育ちのせいか女っ気が無くてな、将来嫁さんもらえるかどうか心配なんだよ」

魔法使い「彼ならきっといい人を見つけますよ。と、当たり障りのないことしか言えません」

ドワーフ「どうだ?アイツに娶られてみねぇか?嬢ちゃんみたいな可愛い子……顔は見えねえけど、とかだったら俺は大喜びなんだがねぇ」
以下略



245: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:12:10.78 ID:vw5araYL0
魔法使い「お客さん、来ていたんですか?それもついさっきまで」

ドワーフ「ん?ああ、そうだな」

魔法使い「仲のいい人だったのですか?飲み物出すくらいですし。そこそこ居座っていたんですね」
以下略



246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/26(木) 05:12:45.32 ID:WKL3qUWfo
きになる


247: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:13:28.17 ID:vw5araYL0
魔法使い「いえ、ただ単純にその人と喋っていただけではないのかなと、思っていただけです」

魔法使い「例えば……息子さんとか」

ドワーフ「……アイツの父親ってか?そりゃ残念だ。この国にはもう居ないし、俺もしばらく会ってないんでな」
以下略



248: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:14:35.70 ID:vw5araYL0
魔法使い「魔王軍の使者、とでも名乗っておきます。あ、シキ様には言わないでくださいね。混乱させるだけですから」

ドワーフ「……何の用だ?」

魔法使い「いえ、ただ彼の私生活の様子を見に来ただけです」
以下略



249: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:15:08.78 ID:vw5araYL0
魔法使い「そうならないように、私がこっそりシキ様の御守をしているワケです。参加したくもない勇者選抜に入れられたこっちの身にもなってくださいまったく……」

ドワーフ「選抜に漏れてもそこそこの成績だったら優先していい職業にありつけるんだったな……」

魔法使い「そうですね、それで安全な仕事にでも就いてくれれば魔王様の悩みの種も一つは消えます」
以下略



250: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:15:35.99 ID:vw5araYL0
魔法使い「出来る限りのことはしますが、私はあの子の意思を尊重したいです」

ドワーフ「尊重、ねぇ……」

魔法使い「ところで、魔王様はここへ何をしに来ていたのですか?」
以下略



251: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:16:09.81 ID:vw5araYL0
ドワーフ「得に何をしていたワケじゃない。適当に俺に土産を持ってきて、シキのことを聞いて、軽い昔話をして……」

ドワーフ「それだけだ」

魔法使い「実際はあの子のことが心配で見に来ている……とか言うオチですよね?過保護なことで」
以下略



252: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:16:51.52 ID:vw5araYL0
ドワーフ「しかしまぁ……魔王軍は俺に子供を押し付けるのが好きなのかねぇ」

ドワーフ「2人だぞ2人?先々代の魔王があのバカ息子を……そしてあのバカ息子がバカ孫を」

魔法使い「あなたの人と成りは聞いています。先々代はとてもあなたを信頼していたようで」
以下略



253: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/26(木) 05:17:47.25 ID:vw5araYL0
ドワーフ「立派に育ててやりたかったんだがなぁ。魔王なんぞになりやがって」

魔法使い「……申し訳ありません」

ドワーフ「嬢ちゃんが謝ることじゃねーよ、アイツが自分で決めたことだ」
以下略



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