356: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:43:07.95 ID:89ro7JmJ0
騎士「何かセピアがやたら暖かいんだけど」
勇者「なに?」
魔法使い「あ、分かりますか?」
357: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:43:33.13 ID:89ro7JmJ0
騎士「何でお前だけそんなもの持ってるのよ……」
魔法使い「寒い場所での依頼だったので王都を出る数日前に買って来ました。その場所に適した物品を用意しておくのは当然ですよ」
勇者「王都でよく魔導核付きのものなんて買えたな。アレって魔王の国から殆ど産出してるから王都じゃ珍しいだろ」
358: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:44:15.56 ID:89ro7JmJ0
魔法使い「あ、馬車が動き出しました」
勇者「もう出発か……到着は明日の朝ってところか」
魔法使い「強化馬を使っているので案外早いですね」
359: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:44:50.33 ID:89ro7JmJ0
騎士「収集品お披露目ターイム!」
勇者「は、はぁ?何言ってるんだ?」
騎士「どうせ管理がずさんな貴族のところに行くものばっかりなんだ。こんなに大量にあれば2、3無くなってもわからんだろ」
360: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:45:20.11 ID:89ro7JmJ0
騎士「俺は見たぞ……お前が積荷からこっそり食料を拝借しているのを」
勇者「うぐっ……見られてたのか」
騎士「後でこっそり自分だけ食べようなんて思うなよ!さぁ出した出した!」
361: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:45:47.48 ID:89ro7JmJ0
騎士「えーっと、缶詰に生ハムか。妥当だな」
勇者「数が多いものから取ってきた。無くなってもわからないだろう。で、そっちは?」
騎士「お前が食料持ってきてるの見たから俺は飲み物持ってきた。ココアの素と後は適当なジュースだ」
362: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:46:16.48 ID:89ro7JmJ0
騎士「それで……」
魔法使い「はい、それでなんでしょう」
勇者「言わなくても分かるだろ、次はお前の番だ」
363: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:46:57.33 ID:89ro7JmJ0
騎士「あー、やっぱり」
勇者「お前も取ってたのか。どの道共犯だったな」
魔法使い「……カマをかけましたね」
364: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:47:28.87 ID:89ro7JmJ0
魔法使い「ぶどう酒です。1本だけですが食後に頂きましょう」
勇者「酒か、中々いいチョイスするな」
騎士「おー、俺お酒飲んだこと無かったんだよなぁ。楽しみだぜ」
365: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/30(月) 03:47:55.26 ID:89ro7JmJ0
小休止
366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sagd]
2013/12/30(月) 04:10:32.23 ID:gRfPYbLr0
続きが楽しみでっす
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