404: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:33:16.25 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「おい、アンタ!何が起こっているんだ!?」
「放せ!我々兵士は奴の対応に向かわなければいけない!」
騎士「奴?奴ってなんだよ!?なんで街が火の海になっているんだよ!」
405: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:33:53.90 ID:d/Ryf/IJ0
「今少しだけ見えただろ!あの黒い機械だ!」
勇者「セピア!!どういうことだ!!」
魔法使い「そんな……なんで魔王軍の兵器がこんな場所に……ありえない……」
406: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:34:47.87 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「お前たちも早く!どの道俺たちじゃ出来ることはたかが知れている!」
魔法使い「……確かめなきゃ!」バッ
騎士「おいバカ!?逆だ!俺たちが行けって言われたのあっち!!」
407: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:35:17.82 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い(おかしい、あの手の兵器に関しては開発室で厳重に管理されているはず)
魔法使い(人型の機動兵器……機械型ゴーレム。しかもアレを動かすには精霊との契約とそれなりの動力が必要)
魔法使い(こんな街のど真ん中に持ってこられるハズがない。そんなことをするのなら私に何かしら連絡は来る)
408: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:35:45.77 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「お前は味方なのか?敵なのか?今この国を襲撃して何がしたいんだ!!」
魔法使い「今はまだあなたの味方です。そして、襲撃している理由は私が知りたい情報です」
勇者「何も知らされてないのか?」
409: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:36:17.12 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「おぉっと、待った君たち」
勇者「なに!?」
魔法使い「ッ!!」
410: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:36:47.32 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「なんでアンタがそんなこと知っているんだ?」
科学者「おっと、申し遅れたね。私はこの国で異界の機器類研究の為に精を尽くしているゼネスという者だ」
勇者「自己紹介はいい、早くしないと大変なことになるんだろ?」
411: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:37:13.91 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「退くのは君たちの方だ、アレの処分は私に一任されているからね」
勇者「ただの研究員に何ができる!」
科学者「なに、私の特殊部隊の力をもってすれば破壊することなど容易いよ」
412: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:37:50.39 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「ゼネス……」
科学者「……?ッ!貴様セピアか!?」
魔法使い「あなたの差し金ですか」
413: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:38:17.55 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「と、言うことは……君はシキ君かい?」
勇者「だからなんだ?」
科学者(なるほど……その眼は父親譲りだね、気に入らないわけだ)
414: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:38:58.85 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「いい加減にしろ!!ここで言い争ってる場合じゃねーだろ!!」
科学者「……それもそうだね。じゃああの兵器は君たちに任せるとしようか」
勇者「何?そっちが片を付けるんじゃなかったのか?」
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