417: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:40:24.15 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「機械型ゴーレムは基本的に動力となる部分が破損すればその機能は停止します」
魔法使い「予備の動力が搭載されていれば中核破壊後もしばらくは稼働しますが……あの大きさではそれを積むことは出来ないでしょう」
勇者「核となっている部分を壊しゃいいんだな!」
418: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:40:50.66 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「この距離なら問題なく遠当て出来そうですね……一応離れていてください。粉みじんに消し飛ぶほどの威力ですので」
勇者「へいへい、俺はいらないのね……」
419: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:41:17.58 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「何ですか、集中している最中に止めないでください」
勇者「撃っちゃダメだ……あのゴーレム、何か変だ」
魔法使い「変?どういうことですか?」
420: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:41:58.38 ID:d/Ryf/IJ0
「――――――」
勇者「あっ、こっち見たぞ!」
魔法使い「大丈夫です、私の防壁は無敵です」
421: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:42:25.00 ID:d/Ryf/IJ0
「ギー……カカッ……」
魔法使い「こっちを探していますね」
422: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:42:51.46 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「ともかくもう少しあのゴーレムの様子を見たい、もっと接近する」
魔法使い「また魔防壁を張るのはチャージが必要ですのでしばしお待ちを」
勇者「その必要はない!!」バッ
423: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:43:20.01 ID:d/Ryf/IJ0
「――――――」
魔法使い「撃ってきた!」
勇者「当たるかよ!」キュイイイン
424: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:43:45.95 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「ここだッ!!」ガッ
「!!」
魔法使い(装甲の隙間に刃を突き立てた?何を……)
425: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:44:11.88 ID:d/Ryf/IJ0
教官「……」
勇者「き、教官!!」
魔法使い「そんなッ!ゴーレムの核に教官が……」
426: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:44:38.11 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い(精霊と契約する技術に乏しいからこそ人間を直接コアにするという発想に至りましたか)
魔法使い(このゴーレムを作ったのは間違いなくゼネス……ガワだけ魔王軍のものに似せて)
魔法使い(本格的にこちらに攻め入る口実を作ろうとしていますね)
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