422: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:42:51.46 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「ともかくもう少しあのゴーレムの様子を見たい、もっと接近する」
魔法使い「また魔防壁を張るのはチャージが必要ですのでしばしお待ちを」
勇者「その必要はない!!」バッ
423: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:43:20.01 ID:d/Ryf/IJ0
「――――――」
魔法使い「撃ってきた!」
勇者「当たるかよ!」キュイイイン
424: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:43:45.95 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「ここだッ!!」ガッ
「!!」
魔法使い(装甲の隙間に刃を突き立てた?何を……)
425: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:44:11.88 ID:d/Ryf/IJ0
教官「……」
勇者「き、教官!!」
魔法使い「そんなッ!ゴーレムの核に教官が……」
426: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:44:38.11 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い(精霊と契約する技術に乏しいからこそ人間を直接コアにするという発想に至りましたか)
魔法使い(このゴーレムを作ったのは間違いなくゼネス……ガワだけ魔王軍のものに似せて)
魔法使い(本格的にこちらに攻め入る口実を作ろうとしていますね)
427: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:45:17.93 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「おい!止める何か方法は無いか!?」
魔法使い「どいてください!私も応戦します!」
勇者「何ィ!?」
428: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:45:59.94 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「手足は強固ですので放置。まずは敵の兵装の無力化を図ります、私の動きに合わせてください」
勇者「了解!お前との連携は慣れている!」ジャキン
魔法使い「切り刻みます」
429: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:46:29.37 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「火器はすべて切断しました、一旦離れます」
勇者「はぁ!?教官はどうするんだよ!!」
魔法使い「タイミングを見計らって救出します。今のままではこちらもあちらも危険です」
430: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:46:57.89 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「これから言うことを頭の中に入れておいてください」
勇者「ああ、なんだ!」
魔法使い「失敗したら教官は死にます」
431: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:47:30.30 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「コア……教官に繋がっている二本の太い動力パイプ、アレを同時に切断します」
魔法使い「タイミングがずれてどちらか片方しか切断できなかった場合、最悪エネルギーの漏洩により教官が爆発します」
勇者「……俺たち二人でどうにかすりゃいいんだろ」
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