438: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:51:20.35 ID:d/Ryf/IJ0
ガチャ
魔法使い「これは……」
勇者「片刃の剣……?でもこの形」
439: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:51:48.69 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「……」ジャキン
勇者(何だ、コイツ……手にしっくりきやがる)
魔法使い「私が振るいます、あなたでは扱えるかわかりません」
440: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:52:17.76 ID:d/Ryf/IJ0
―――
勇者選抜、選ばれるかどうかは分からんが
祝いと挑戦状を兼ねてその剣をお前に送る
441: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:52:45.55 ID:d/Ryf/IJ0
勇者(声が聴こえる……)
勇者(教官の周りからおぞましくドス黒い声が)
勇者(俺が斬るのはその声か)
442: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:53:15.07 ID:d/Ryf/IJ0
……
勇者「教官!教官!!」
教官「ぐ……う……シキ……?」
443: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:53:44.36 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い(応剣……魔王様がシキ様の為だけに作った剣)
魔法使い(一振りで見事に影と動力パイプだけを切り裂きましたね)
魔法使い(きっと、勇者に選ばれた時のお祝いで用意していたんでしょうね。預けるくらいなら直接渡せばいいものを)
444: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:54:25.32 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「それよりも教官、どうしてこんなことに」
教官「私にもわからん、気が付いたらここで眠っていた、という認識だけだ」
教官「……一体何があったんだ」
445: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:54:52.88 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「でも……よかった、本当に……」
教官「貴様……男前になったな」
勇者「なッ!ななな何を言っているんですか!!」
446: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:55:43.08 ID:d/Ryf/IJ0
教官「私もこんな有様ではもう本格的に引退だな」
勇者「まだ、ですよ。教官は俺たちを見ていてくれるのではなかったのですか?」
教官「一度は退役していた体に鞭打ってここまで来たんだ、後は恋人のもとで"女として"生きていきたい」
447: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:56:39.36 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「おやおや、君たちだけで倒してしまうとは……」
勇者「……」
魔法使い「……今さら何をしに来たのですか」
448: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:57:24.89 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「君たちが楽しませてくれたから今回は"出所不明"ってことにしておくよ」
魔法使い「そうしなくてもこちらが裏で色々させてもらいますが」
科学者「君のお仲間と思われるスパイ共はみんな牢屋の中だと思うけどねぇ」
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