8: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:55:01.69 ID:xdOTuQrP0
勇者「ん?お前も番号近いのか?」
魔法使い「はい、おそらく同じ寮かと」
騎士「ん、女か。顔が見えなかったから気がつかなかった」
9: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:55:50.09 ID:xdOTuQrP0
勇者「講義や実技は明日からだろ?」
魔法使い「この後自由参加の食事会があるのですが、そちらには顔を出されないのですか?」
魔法使い「主催者や関係者、国王も参加します。顔を合わせておいたほうが後々都合がいいかと」
10: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:56:30.81 ID:xdOTuQrP0
騎士「じゃあ俺もパス。別に勇者になりたいワケじゃないしな」
勇者「……やっぱ行く、何かムカついた」
騎士「お、おい。随分安い挑発に乗るんだな……」
11: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:57:07.89 ID:xdOTuQrP0
――――――
―――
―
騎士「おー、簡素なものかと思ったけど結構豪華だな」
12: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:57:38.91 ID:xdOTuQrP0
国王「やぁやぁ諸君、自由参加といいつつ結構集まっているじゃないか」
騎士「あっちでスピーチ始めてる太っちょが国王か」
13: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:58:11.51 ID:xdOTuQrP0
国王「ま、ここでの行いは選出に響いたりはしないから安心して飲んで騒いでくれても結構」
国王「明日から始まるハードなメニューに備えて英気を養ってくれたまえ!」
14: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:58:37.82 ID:xdOTuQrP0
魔法使い「失礼します」ペコッ
教官「ん、貴様たちは……」
魔法使い「第11班のセピアと申します、以後お見知りおきを」
15: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:59:04.14 ID:xdOTuQrP0
教官「殊勝だな。権力者ではなく一教官である私に声をかけるとは」
魔法使い「印象は大事ですから」
教官「ははっ、そういうことは口に出さない方がいいぞ?」
16: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 00:59:32.79 ID:xdOTuQrP0
教官「そっちの男達は……」
魔法使い「同じ11班のメンバーです」
騎士「え!?そうなの!?」
17: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 01:00:00.37 ID:xdOTuQrP0
教官「貴様達、名前は?」
勇者「はっ、失礼しました。王都第4区出身、シキと申します」パッ
騎士(おおう!?突然の真面目)
18: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/18(水) 01:00:49.79 ID:xdOTuQrP0
騎士「……アンタもう勇者なのかよ」
勇者「名乗ってもいいってだけだ。国の代表として認められたものじゃない」
魔法使い「勇者の資格自体は試験で取ることが出来ます。国によっては制度が違いますが」
492Res/206.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。