過去ログ - 勇者「未来の勇者を目指して」
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82: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:25:00.63 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「構いませんよ、班での組み手を指定しているのでルールの上では問題ありません」

勇者「教官、武具は?」

教官「早速やる気を出しているな。こちらで用意してあるものを使ってもらう」ガチャ
以下略



83: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:25:35.04 ID:CUjh9AmY0
教官「たった一年で我が国に相応しい勇者を選出しなければならないんだ、このくらいは当然だ」

教官「それと。今日は組み手だけだが、後に依頼所で魔物の討伐依頼などをこなしてもらう事になる」

教官「……こちらも遊びでやっているワケではない。臆したのならば無理にやらなくてもいい、その場合は勇者として選出されることはなくなると思え」
以下略



84: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:26:33.87 ID:CUjh9AmY0
勇者(翻弄するような動きならば魔法も当てられはしないだろう!)ダッ

魔法使い(筋は悪くは無い、流石ですが……)

グルン
以下略



85: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:27:13.15 ID:CUjh9AmY0
勇者「……なんだよこれは……」

魔法使い「簡単な柔術です。余計な力を使わずに相手を往なすことの出来る体術」

勇者「お前、魔法使いだろ。イテテ……」
以下略



86: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:31:19.79 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「殆ど対人用ですが、最低限自分の身を守るために皆さんも武具や魔法に頼らず鍛えておいた方がいいのではないですか?」


「おお、すげぇ」

以下略



87: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:31:57.27 ID:CUjh9AmY0
勇者「……俺が生贄になってお前の評価が上がったみたいだぞ」

魔法使い「……あ」

騎士「かっこいいなぁ!!ねぇねぇ俺にも教えてくれよ!!」
以下略



88: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:32:24.39 ID:CUjh9AmY0
勇者「……今度の筆記だけは負けられねぇ」

騎士「あ、もう聞いてないぞ」

魔法使い「後で修正が効くといいですが……今は彼が立ち直るのを待ちましょう。それより」
以下略



89: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:33:00.12 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「たとえ勇者候補たる優秀な人材を集めたところで、彼らはまだ成人を前にした若者ばかりです」

魔法使い「国の事情とはいえ、武器を手に取らせ突然実戦形式を取らせるのは少々酷かと」

教官「ふむ……理解はしている。だが、そうも言ってはいられない」
以下略



90: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:33:25.61 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「それが無ければ、多くの人たちは一年丸まる無駄にすることになりますから」

魔法使い「国をあげての政、そうならないために人材を育てることも視野に入れているのではないですか?」

教官「貴様……我々の考えに楯突くつもりかッ!」
以下略



91: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:33:53.59 ID:CUjh9AmY0
教官「フッ……」

教官「フハハハハ!わずか2日目でそのことを直接伝えてくる者がいるとは思わなかったぞ!」

魔法使い「……?」
以下略



92: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/20(金) 02:34:20.78 ID:CUjh9AmY0
魔法使い「こういった無茶な要求を疑問に思い、そして発言できるものが資質と?」

教官「そう、恐れ入った。勇者とは何事にも強かな人物で無ければいけない」

教官「まったく、参ったな貴様には」
以下略



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