過去ログ - 【安価とコンマでつくる】幻想的な物語 第2巻
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◆wtTTF0Z0sg
[saga]
2013/12/23(月) 13:36:39.58 ID:kElN1H6G0
貴女「そういえばな。」
霊夢「なに?」
貴女「今日里に行ったときに、若いカップルを見かけたんだ。
ちょうど、霊夢くらいの年の子供だったんだが…。」
霊夢「……それを私に話してどうするのよ?」
貴女「いやな。それを見てふと思ったんだが、霊夢のそういう話を全然聞いたことがなくてな。
もしやその年で枯れてしまったのかと…。」
霊夢「なによそれ。…でもまあ、今のところそういうのにあんまり興味がないのよ。
私にもいつか好きな人ができて、結婚して、子供を産むなんて、想像できないわ。
……私よりあなたの方よ。貴女こそ、そういう話全然聞いたことないわ。」
貴女「そうだなぁ〜。私も霊夢と似たような感じだな。あまりそういうのに興味がない。
というより、よくわかっていない、といった方が正しいか。
好きだという気持ちはあるが、愛しているという気持ちはよくわからん。」
霊夢「…なら、その好きな連中の中に男はいないの?」
貴女「いないことはないが…、接していて好ましいというだけで、愛とか恋とは違うな。」
霊夢「……まあ、なるようになるんじゃないかしら?
こんな事、考えてもどうしようもないし。」
貴女「そうだな。
…もちろん、私は霊夢んこと好きだぞ。」
霊夢「…いきなりそんなこと言わないでよ。
恥ずかしいから…。」
…………。
……。
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