21:ことまき推しな学院生[saga]
2013/12/18(水) 21:27:37.80 ID:xXcBgaUg0
翌日
私は学校に行かなかった
部屋から一切出なかった
メールが来ても見なかった
もう本当に何をする気力もなかった
両親にあんな事を言われて、私の意識はどこかに飛んでいってしまったのかもしれない
でも、それでも私の中に亜里沙は生きていた
誰に何を言われようと亜里沙を忘れるなんてことできなかった
小鳥の鳴き声と両親が亜里沙の部屋を撤去している音だけが聞こえた
両親が食事を持ってきてくれた、励ましに来てくれた
私は黙々と食事を取った
空腹感も満腹感も何もない。ただただ出されたものを食べた
味も何も感じない
ただ、ものを口に入れただけで消化して栄養にしてくれるんだから便利なものだ
本当に何もしたくなかった
81Res/55.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。