過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs―The ｔｒｉｆｌｅｓ tales― -SS速報VIP

過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs―The ｔｒｉｆｌｅｓ tales―

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42: ◆HvWr2kWl99Dz[sagesaga]
2013/12/24(火) 16:03:52.87 ID:DCaSQLQxo

「ペタクラフトの宇宙港は、我々が完全に制圧した」

そして、立て続けに巻き起こる爆音に負けぬ程の大声量でもって、呼びかけた。

以下略

43: ◆HvWr2kWl99Dz[sagesaga]
2013/12/24(火) 16:08:50.43 ID:DCaSQLQxo
いよいよ開戦です。

>>26
あまり自己主張が激しすぎるのも考え物でしょうね。

以下略

44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/25(水) 05:43:28.73 ID:oaBrf4VDO
いやいや、大変な相手を敵に回してしまったよ。君達は

乙！

45: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:23:19.42 ID:JY5IyDuto
まどマギのサントラとRのサントラを交互に聞きながら、テンションを上げて書いてます。
というわけで、今日もお昼更新なのです。

46: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:24:51.93 ID:JY5IyDuto
「まさか連中が、ここまでの強攻策を仕掛けてくるなんて……これじゃあ対策もクソもあったもんじゃない！」

非情な宣告と、有無を言わさぬ侵攻がペタクラフト全土を揺さぶる。レパ・マチュカもまた同様であった。
反撃の手立てはあるとはいえ、これだけ急な攻撃に対して、万全の体勢で望めるはずもなく。
忌々しく吐き捨てたタチハナの元にすら、侵略者の魔の手は伸びていた。

以下略

47: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:25:52.98 ID:JY5IyDuto
「危ないところだったね、タチハナさん」

「ああ、助かった。って……向こうは大丈夫なのか、キリカ？」

「どうにもこっちの方が拙そうだったからね、外の事は二人に任せる事にした。

以下略

48: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:26:45.63 ID:JY5IyDuto
「なるほどな……確かにこれは、さっさと脱出の準備を済ませたほうがよさそうだ」

だが、そのミニオンもただではやられなかったのだろう。
機能停止の直前に放たれた信号を受信したミニオン達が、一体、また一体とレパ・マチュカへと接近していた。
その状況を見て取って、最早一刻の猶予もない事をタチハナも悟る。

以下略

49: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:27:31.04 ID:JY5IyDuto
「織莉子の予知は当たった。つまり、こいつらを片付ければ、帰れるんだ。
　ああ……うん。これはちょっと、張り切らなくてはいけないね」

美国織莉子。キリカの想い人にして、彼女もまた魔法少女隊の一員である。
未来予知の力を持つ魔法少女である彼女は、その力の特異性、有用性から

以下略

50: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:28:04.04 ID:JY5IyDuto
「まさか、直接艦を乗り入れてくるとは思わなかったな。……こいつは、ちょっと拙いな」

レパ・マチュカの地下格納庫。そこに収められていた3機のR戦闘機。
その内の一機のコクピットの中で、機体の最終調整を済ませながら杏子が一つ毒づいた。

以下略

51: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:28:30.35 ID:JY5IyDuto
「下手に攻撃して、コロニーの中で墜落でもされたらそれだけで大惨事だ。今の内に、方法を考えておかないとな」

「となると、推進部を潰すか、それとも武装を全部叩き落すか、ってところかな。……それも、かなり迅速に」

言葉にするだけならば、それはそこまで難しくないようにも聞こえた。

以下略

52: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2013/12/26(木) 14:28:57.38 ID:JY5IyDuto
「制圧は順調に進行中。全く持って他愛ない」

ペタクラフトの上空を悠々と旋回し、時折ミニオンを投下しながら、男は状況をそう分析した。
モニターに示されたペタクラフトの概略図が、次々に制圧完了を示す色に染まっていく様を、満足げに眺めながら。
けれど、そんな男の視線がある一点で止まった。

以下略

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