過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」桑田「アフター!」
1- 20
10: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/21(土) 01:28:15.74 ID:k/tU1pum0

『ハーっぴばァースデートぅーよぅー…』

『ハっぴばぁースでートよぅー…』


いよいよ映像の中の男性が焦り始める。
歪な歌を背に、男性は機械に押し込められて行く。そして機械の戸が閉められる、そんな瞬間に


『…おめでとう』


霧切「……!」


優しげな肉声が流れた。
その声に顔を上げてしまった霧切さんは、男性の断末魔と共に打ち上げられるロケットを見てしまった。そしてそれはやがて落ちてくる。
無言で霧切さんはそれを見つめていた。
…見つめていたというよりも、目を離せないでいた。

キィ…と軋む音を出して戸が開く…そこで映像は途切れた。


モノクマ「…君のお父さんは命をかけて君の誕生を祝ってくれました」

霧切「……だから?」

モノクマ「これが、お父さんから、君への最後のプレゼントです」


可愛らしくラッピングされたプレゼントボックスがモノクマの手の中にあった。
耳障りが、うるさい。
心臓の音がどんどん大きくなって行く。
駄目、それを開けてはいけない。

舞園「やめてください!」

舞園「開けないで…!開けないでください!霧切さん!」

霧切「……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
446Res/316.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice