過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」桑田「アフター!」
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13: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/21(土) 01:31:15.42 ID:k/tU1pum0

酷い騒音の中で、その呟かれたその言葉だけがやけに響いた。
薄く微笑んだその顔は、一瞬で無表情になった。強がっているその表情に胸が苦しくなる。
見ている方が辛くて泣いてしまう。泣きたいのは霧切さんなのに。


舞園「出ましょう…ここから、早く…」

霧切「……」

舞園「霧切さん…」

モノクマ「じゃあ二人はしばらく音楽鑑賞を楽しんで行ってね!」

舞園「なっ…!」


そう言ったきり、モノクマは動かなくなった。
明かりが消え、締め切られた部屋は暗闇になる。
…そして、その音楽は始まった。


舞園「…うっ?!」

霧切「…がっ?!…」


鉄で殴られたかと思うほどの衝撃。
殴られたわけでは無いと気がつけたのは自分の体に傷が無かったから。

部屋中に置いてあったオーディオ機器が、出せる限りの爆音を響かせていた。
流れる音楽は人の悲鳴にむりやりメロディをのせたものだった。
途中からは先ほど流れていた男性の歌声や普通の曲も混じり、最終的には合わさり巨大なノイズとなった。

怒りと悲しみが湧いてくる。
音楽を、こんな風に使うなんて…!



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