過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」桑田「アフター!」
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414: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2014/03/25(火) 02:08:35.50 ID:Mu3/O06L0
山田「時々思ってしまうのです」

山田「本当は僕は一人なのではないのかと……このまま一生誰とも思い出話すら出来ずに死んでしまうのではないのかと」

山田「あの日々は実は妄想で本当は存在していなかったのではないかと思ってしまう日すらあります」

アル『……』

山田「…あの日々を忘れないこと。それが僕に課せられた使命であるということは理解してはいるんですが…」

山田「しかし存在すらもおぼろげな過去を一人で抱え続けるということがこれ程までに辛いとは…」

山田「誰に語りかけてもわからないと謝られ、一人で思い出に浸り」

山田「日々絶望に染まっていく世界の悪夢を見てもその恐怖を理解してくれる人すらいない…」

山田「感情を共有することが出来ないのです」

山田「仕方の無いことではあるのですが…あまりに孤独で…」

石丸(……)


孤独。
ただ一人過去を知るという孤独。
それは僕たちの喪失感とはまた違う苦痛なのだろう。
いくら僕たちが彼を慰めたとしてもその痛みが癒えることはない。
彼がその孤独を訴えたとしてもそれを真に理解することは僕たちにはできない。

それを仕方が無いと理解しているからこそ、どうしようもない無力感に襲われる。

超高校級の絶望が残して行った傷跡は深く、消えることはない。



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