過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」桑田「アフター!」
1- 20
419: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2014/03/25(火) 02:18:56.98 ID:Mu3/O06L0

カタカタと我ながらもぎこちなく感じる指使いで文字を打ち込んでいく。
傍からわいわいと口を挟んでくる兄弟や桑田くん、舞園くんとあーだこーだと悩みながらしばらく、メールは完成した。

悩んだ時間の割に短いが、その分一字一字に思いが込められている。
誤字脱字が無いか確認、アドレスに間違いは無いか確認。画像はしっかりしているか確認。
やがて確認することもなくなり、残すは送信ボタンだけ。

どきどきと胸が鳴る。
部屋中から感じる視線に緊張が高まった。
一度振り返ると、そこには不安の混じった笑顔が並んでいた。
息を吸い、そして吐く。


石丸「送るぞ!」


決意は大きく、しかしながら行う動作は小さい。
決意を込めて人差し指を動かせばカチリと小気味いい音が鳴った。
送信中の文字が表示され、数秒。


『送信が完了しました』


弾けるような歓声が、響き渡った。


どうか君に、届きますように。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
446Res/316.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice