過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」桑田「アフター!」
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424: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2014/03/25(火) 02:28:15.71 ID:Mu3/O06L0

武道場の前に着いた。
この扉の向こうには、息を潜めてボク達を待つ皆がいる。
閉じられた扉の横には何かを我慢し切れていない表情の石丸クンがいた。
ああ、きっと今日のドッキリパーティを楽しみにしてたんだろうなあ。ボクたちを驚かせるために頑張ったんだろうね。
でもゴメンね、それは成功しないんだ。だって…



今日はキミのためのパーティなんだから。



キミが話したくてしかたなく思ってる話だって実はかなりの数を舞園さんたちから聞いちゃってる。
毎日大量に送られてくるメールで、皆の生活ぶりはだいたい知ってたんだ。
もちろん聞いた話が全てだなんて思ってないけど。

ある時、ここに帰ってこれる目処がついてそれを舞園さんに話したらドンドン話は盛り上がって行っちゃって、気がついたらこんなことになってた。
大変だったんだよ。機関に話をつけて無理やり君の誕生日に合わせて帰ってきたり、こんな世界でクラッカー人数分手にいれたりするの。


でもどうしてもしてあげたかった。
あの時のキミの涙が忘れられなかったから。
自分が空っぽだと嘆き泣くキミの胸を少しでも埋めてあげたかった。

もうキミの胸が大切なもので一杯で、溢れてしまいそうなくらいなのはわかってる。でもボクにもやらせて欲しい。もう一つだけ宝物に加えて欲しい。


苗木「約束したからね」

石丸「ん?」

苗木「……楽しみだね」

石丸「な、なんのことだね?!」

霧切「…ふふ」



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