過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」桑田「アフター!」
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47: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/24(火) 03:36:15.62 ID:omu6ey200
僕たちは何をすることもなく解散した。
時間と共に疲労感が出たからだ。
倒れるように布団に入って何時間かたったころ、


石丸「…痛い…」


時間が経って落ち着いて来たからなのか、身体中が痛い。
鏡で確認すれば背中から腹にかけてが青アザだらけになっていた。
そう言えば僕は今日殴られてばかりだった。


石丸「これでは眠れないではないか」

石丸「…そういえば解放された部屋の中に保健室があったな…何かないだろうか」


……





石丸「………」

舞園「………」

石丸「…や、やあ…舞園君」

舞園「……」


視界に入っていないために彼女は僕に気がついていないようだ。
ベッドに入っている舞園君は上の空で壁を見つめていた。
…当然といえば当然だ。
突然耳が聞こえなくなったなど、もっと取り乱しても誰も文句を言わないだろう。

彼女のショックはどれほどなのか。
音楽に携わる仕事をしていたのだ。辛いだろう。
女優という道か、歌手という道か。彼女がどちらを選ぶつもりだったのかはわからないが…どちらにせよ、こうなればどちらも選ぶことはできない。


…ああ、忘れていた
最早アイドルが歌える場所すらも無かったか。



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