過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
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347: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/01/16(木) 00:45:00.52 ID:oUHpv0JI0


八幡「なるほどな。……大体分かった」

莉嘉「えっ! 今ので分かったの!?」



大きく口を空けて驚いている莉嘉。
妙に子供っぽいその反応を見て、思わず笑ってしまう。



八幡「ま、何事も経験ってな。……そうか。お前を一人にしない為に、美嘉はCDデビューを断ったって事か」



つまり、昔の俺と同じ。
俺がかつて幼少時代にした事と、同じ事をしているわけだ。

今回の依頼は、加蓮パターンというよりは川崎パターンだったって事ね。



莉嘉「基本的にお父さんもお母さんも、いつも夜遅くに帰ってきてね。だから、家にはアタシとお姉ちゃんの二人でいる事がほとんどなんだ」



思い出すように虚空を見つめながら話す莉嘉。

その様子は、別に状況を悲観しているわけではなさそうだ。
ま、俺らも同じような境遇だが、そこまで嫌になった事は無いしな。……むしろ、毎日ご苦労様ってくらいだ。

しかしそれも、兄妹がいたからである。



莉嘉「お姉ちゃんはたぶん、CDデビューして家にいる時間が無くなるのが嫌なんだと思う。デレプロに入ることになった時だって、最初はあんまり良く思ってなかったし」

八幡「けど、読モやってた時だって忙しかったんじゃないのか? 人気あったんだろ?」

莉嘉「読モの時は、お休みの日にしか仕事無かったんだよ。それに毎週やるわけじゃないし、アタシも一緒にやらせて貰ってたしね」




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