過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2014/02/15(土) 01:13:39.72 ID:hczjy/wm0
見た目が奇麗で、形が整っている蝶々結び。
それでも、少し引っ張っただけで解けてしまう。
まゆ「けれど、あなた達は違います。不器用で、素直じゃなくて、危なっかしいお二人の関係は、固結びです」
八幡「……」
まゆ「見てくれが奇麗じゃなくても、すぐに結べて、簡単には、解けない。……違いますか?」
まゆがそう言うと、比企谷さんは最初目を丸くして見ていましたが、やがて苦笑し、感心したように言いました。
八幡「お前、案外良い事言うんだな」
まゆ「案外、は余計ですよ」
八幡「……その拗ねた顔は、怖くねぇな」
また少し笑って、比企谷さんは踵を返して喫茶店へと向かっていきました。
八幡「そんな台詞を言えるなら、お前にも良い奴が現れるだろ」
もう一言、余計な台詞を残して。
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