過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
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858: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/03/25(火) 02:29:52.68 ID:RZjpCDqp0


戸塚「その、渋谷さんが元気無いんだよね……?」

八幡「ああ。たぶん、変に思い詰めてんだろうな。私じゃ勝てないとかどうとか」

戸塚「……それだけ、八幡をがっかりさせたくないんじゃないかな」



少しだけ哀しそうに笑い、そう言う戸塚。

俺をがっかりさせたくない、ねぇ。
確かにその発想な無かったが、どうなんだろうな。



八幡「……けど、だったら尚更、気に病む必要なんてねぇな。自分の好きなようにやりゃいいのによ」

戸塚「八幡……」



俺はあいつの意志を尊重したいんであって、俺の意志を汲み取ってほしいわけじゃない。
それでも、あいつはそれを認めないんだろうがな。



八幡「なぁ、戸塚。俺はどうすれば良いと思う」



何度も自問自答を繰り返した。
だがそれでも、空回りして、何が正しいのか分からない。



八幡「俺に、何か出来る事はあるか?」



俺のやり方じゃ、あいつらを助けられない。






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