過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
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958: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/04/07(月) 01:29:02.07 ID:7s224Otu0


俺は顎をしゃくって、隣に座るよう促す。

いや、よく考えたら女の子を地べたに座らせるってのも如何なもんかと思うが、事態が事態だしな。なんか見下ろされてるみたいで嫌だし。
それに、ちょっと色々と見えそうで目線が定まらん。


凛は逡巡した後、小さく溜め息を吐いて、俺の隣にしゃがみ込んだ。
さすがに地べたに座るのは抵抗あったかね。

途中廊下を通るスタッフさん達に不審な目で見られたが、今は些細な問題なので捨てておく。



凛「……それで? 今回はどんなトラウマ話を聞かせてくれるの?」

八幡「いやなんで俺がトラウマ話をする前提になってんの? そもそも何故そこまでストックがあると?」



いや実際あるんだけどさ。俺のトラウマは108話まである。ちゃんと数えた事ないけど。



八幡「悪いが、今回はそういうのは無しだ」

凛「?」

八幡「今回俺がお前らにしてやれる事は、ほとんど無い」



今回で痛感した。

俺には、プロデューサーとしてやってやれる事があまりにも少ない。
所詮は一介の高校生。長年の経験も無ければ、培った知恵も無い。

けど、よくよく考えればそれは当然の事何だよな。

このプロデュース大作戦自体が、一つの大きな試験のようなモノだ。
アイドルだけじゃない。プロデューサーも、試されている。

その素質を。





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