過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
1- 20
960: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/04/07(月) 01:33:51.17 ID:7s224Otu0


凛「……私ね。ここ最近は何だか、自分自身に現実身を持てなかったんだ」

八幡「自分自身に……?」



おいおいおい。凛ってこんな中二病的な子だったっけ? ……いや、前から若干そんな毛もあった気もする。



凛「ちょっと大袈裟に言い過ぎたかな」



俺の困惑した表情を見て苦笑する凛。



凛「……でも、CDデビューして、テレビ出演して、しかも生放送で……私には、とてもじゃないけど実感が湧かなかった」

八幡「……」

凛「正直、私でいいのかって思ったよ」



その言葉には、凛の葛藤が込められているように思えた。



凛「そりゃ私だって、アイドルになりたくてこの業界に入ったよ。でも、それでもなれたら良いなって気持ちだけ。私なんかより必死になってアイドルを目指してる子たちは、沢山いる」

八幡「……」



きっと、現実に気持ちが追いつかないのだろう。

自分が思うよりも速く周りが流れていって、期待されて、結果を求められる。
凛だって、まだ15歳の女の子だ。

嬉しい事だろうが、祝うべき事だろうが。

そんな簡単に、受け入れられるものじゃない。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/353.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice