過去ログ - 球磨川『ニードレスねぇ。まさに僕のことじゃないか』
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/20(金) 00:12:30.51 ID:2vlG3V7xo

クルス(姉さんでも傷一つつけられなかったテスタメントを、フラグメントも使わずに……! この人何者なんだ!?)

「」フラッ

クルス「し、神父様!? 大丈夫ですか!?」ガシッ

「大丈夫に見えるのかよ……。ったく、ニードレスじゃないんなら助けて損したぜ。ぐっ……」

「いいか、よく聞け……。S33地区の、教会に……ぐはっ」ドサッ

クルス「神父様!!」

球磨川『ほらほら、早くその教会とやらに連れてってやらないと死んじゃうぜ? その教会が死んだ仲間を蘇生させる場所って意味なら話は別だけれど』

クルス「あ、あの、あなたもしかして治癒のフラグメントを持ってるんじゃないんですか!?」

球磨川『治癒のフラグメント?』

クルス「だって、あんな怪我をしてたのに平気な顔してるじゃないですか! お願いします、神父様を……!」

球磨川『そのフラグメントってのが何かは知らないけれど、確かに僕はその傷をなかったことにすることができる』

クルス「じゃあ……!」

球磨川『でもさぁ、このまま死んだ方がこの人カッコいいと思うんだよね』

クルス「は……?」

球磨川『見ず知らずの少年を魔の手から救った破戒神父。だが彼もまたその戦いの傷で命を落としてしまう……。神父から十字架を受け継いだ少年は今、世界を守るために立ち上がるのだった!』

球磨川『……とか言って。なんだか週間少年ジャンプみたいでテンション上がらない?』

クルス「ふ、ふざけないでください! 命がかかってるんですよ!?」

球磨川『僕はいつだって真剣だよ。失礼なやつだな』

クルス「神父様は何もできなかった僕たちを守ってくれたのに、よくそんなこと言えますね……!」

球磨川『何もできなかった僕たち? おいおい、果敢に立ち向かって力及ばず敗北した僕と、わーきゃーわめくことしかできなかったきみを一緒にするなよ』

球磨川『僕は負け犬だけれど、闘わなければ男は負け犬にすらなれやしないんだ』

球磨川『おっと、これはジャンプSQだった。僕としたことが、大失態だぜ』


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