過去ログ - O「L…M…N…そして俺がOだ。」
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2014/07/24(木) 19:33:02.74 ID:PdULoTZrO
 岡部「なっ!?」 
  
 紅莉栖「…岡部?」 
  
 岡部「…ああ…すまない。話を続けてくれ。」 
  
 月「岡部さんには前にも言いましたが僕はこのラボにキラ、もしくはキラに準じるものが紛れ込んでいると考えています」 
  
 岡部「ああ、お前は俺を疑っているのだったな。」 
  
 ダル「ちょ、それどういう事なん!?」 
  
 月「……事実です。理由は2点、岡部さんはキラに過剰反応した。そしてキラは未来予知できるかのように捜査から逃れ続けている。」 
  
 紅莉栖「待って、それじゃ理由が薄すぎる。疑うには決定打がないわ。」 
  
 月「…確かに、理由は薄い。ですが1%でも理由があるなら検証するのが道理でしょう。タイムマシンは実際にある、これは躍進なんです」 
  
 月「それに、あなたがたからすればラボメンにキラは居ないと思いたいはずです。」 
  
 月「互いを監視しあってる時にキラによる死者が出た場合はキラがいないという証明になる。」 
  
 るか「じゃ、じゃあなんでボクを呼んだんですか…?」 
  
 岡部「…確かに、ルカ子はキラ賛成派の人間ではないか。」 
  
 月「…キラ賛成派が少なからずこのラボにいるというのがよくわかるじゃないですか。」 
  
 月「それに、キラはこのラボにいるかもしれません。だとしたら、キラ賛成派は疑われても仕方がない。違いますか」 
  
 岡部「牽制だとでもいう気か…!?」 
  
 月「…そう取られても、構いません。ですが、ここにいる漆原るかさんはキラ賛成派の三人の中で一番キラである可能性は低い」 
  
 るか「えっ」 
  
 月「…岡部さんがもしもキラだと仮定し、キラが亡くなるようなことがあった時には復活させねばなりません。どうしますか?」 
  
 るか「そ、それは…前の時のままでいいんですよね?」 
  
 月「ええ。」 
  
 るか「…自分の携帯を使います。」 
  
 月「……これが漆原るかさんがキラではない、もしくはキラに近しくないという証明です。」 
  
 岡部「…!」 
  
 紅莉栖「……!」 
  
 ダル「…どういうことなん?」 
  
 紅莉栖「自分の携帯じゃアシが残ってしまうってことね…」 
  
 月「ええ、少なくともこの時間軸、世界線解釈に基づくならば世界線においては発信履歴は残らずとも…」 
  
 月「着信履歴には確実に誰からというのが判明します。」 
  
 鈴羽「そうか、6年も捜査の手から逃れ続け、ついには各国の政府に公認されるほどにまで至ったキラが安易な手を使うわけが…」 
  
 月「その通りです、少なくともそんなことをする性格には思えません。むしろ自身の生命に関わるものだからこそ念を入れるはずです」 
  
 月「漆原るかさんを馬鹿にするつもりではありません、しかしここまで純粋な思いで行動する人間がキラだとは思いたくはない。」 
  
 月「…むしろ、キラへの恐怖で賛同しているのに過ぎないのではないですか?」 
  
 るか「………」 
  
 月(……申し訳ないが、もしも漆原さんが死ぬことになった場合は…少なくともこの中にキラに近しいものが紛れ込んでる証明になる…) 
  
 紅莉栖「………一応、理屈はわかったわ…でも、なんで貴方がキラの話をするのかしら。取材とは思えない態度だけど」 
  
 ダル「それに、キラについて詳しすぎじゃね?夜神氏、何者なん?マジで。」 
  
 月「僕は…いえ、私は……」 
  
 岡部「…まさかキラ…などというのではあるまいな?」 
  
 鈴羽(前言ってたよそれ…) 
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