70: ◆.gB0ZEWgF6[sage saga]
2014/04/23(水) 21:08:03.71 ID:+K78hw3v0
まどか「……」
ビザロ「……マドカ、ゴメン。さっきヨワイ、言ってワルカッた。オマエ、ホントは強い」
まどか「そんなこと‥‥ないよ」
ビザロ「ソンナコト?」
まどか「私ね。さっきまで魔法少女に、マミさんみたいな強くてカッコイイ人にあこがれてた」
まどか「けど今は、怖い。いつか魔女になっちゃうなんて……嫌」
まどか「私はいいよ……まだ契約してないから。だけど、皆は……」
まどか「皆は魔法少女として頑張ってきたのに、あんなのってないよ……あんなの、あんまりだよ」ポロポロ
ビザロ「……でもマドカ、ミンナと一緒にいたかっタ、ダロ?」
まどか「……うん」
ビザロ「コワイだけ、だったらニゲル。ケド、オマエ皆と一緒にいようとしタ。ミンナのこと気にシタ」
ビザロ「オレ、デキなかった。死にたくナカったカラ。オマエはデキる。なら、オマエ強い」グッ
まどか「‥‥ありがとうビザロさん。……けどビザロさんも強いと思う」
ビザロ「逃げタのに?」
まどか「だって、私を連れて逃げてきたじゃないですか」
ビザロ「……オレ、もう少し考えタイ。ダカラ、マドカのお願い、少し待ツ。イイか?」
まどか「うん……ここで下してもらっていいですか?」
ビザロ「一人でカエレル?」ヨイショッ
まどか「大丈夫だよ!私は、その……強いから!」
ビザロ「……アッハハハ!元気がイチバン。オヤスミ……バイバイ」ビュォッ
まどか「‥‥無茶しちゃ嫌だよ。ビザロさん」
キュゥべえ「ケフッ、まさかあの3人に敵意を向けられるとは予想できなかったよ。おかげで死なない程度に傷つけられたし」ボロボロ
ほむら「どういうつもり?」
キュゥべえ「何がだい?」
ほむら「何故、ビザロを利用する本当の理由を話さなかったの?」
キュゥべえ「わざわざ話す必要性がどこにあるんだい?ボクはビザロさえ手に入れば何だっていいのさ」
ほむら「……まぁいいわ。そんなことより本当に彼はあなたの下へ来るんでしょうね?」
キュゥべえ「……おそらくは」
ほむら「あなた、まさか!」
キュゥべえ「勿論、ある程度の確信あっての決断さ。だけど彼の行動は予想がつかないからね」
ほむら「私、賭け事はキライよ」コツコツ
キュゥべえ「どこへ行くんだい?」
ほむら「ビザロを捕まえに」
キュゥべえ「その必要はないね。彼が必ずボクの下へ来るというのは、何も彼が自発的に来るだけじゃないよ」
ほむら「……」ピタッ
キュゥべえ「キミにもわかっているはずだ。近いうちに見滝原に最大の脅威が訪れることを」
ほむら「ワルプルギスの夜……!」
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