過去ログ - 穂乃果「廃校を食い止めよう! その二だよ!」
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13: ◆wIZGFF1rzU[saga]
2013/12/21(土) 17:25:34.27 ID:dWwI4petO
「さぁ、おいで」

 にこちゃんはそう言って手招きをした。私はそれが何を意味するのか図りかねて、一度首を傾げた。
 誰もいない保健室……ベッド……癒す……!?

「な、何するつもりよにこちゃん!///」

 思わず後ずさって自分の体を抱きしめる。とっさに湧いて出た頭の中の想像を必死で打ち消すのに精一杯で、赤くなった顔は隠せなかった。それはにこちゃんと私があられもな……ああもう! 何考えてんのよ私は!

「いや膝枕してあげようと思ったんだけど……真姫ちゃん? 何を想像したのかな?」

 にこちゃんが私を見てにやにや笑った。
 ヒザマクラ? ひざまくら…… 膝枕?
 真っ赤になった顔から火が噴き出したと思うくらい、私の顔は熱くなった。
 膝枕……うぅ……数十秒前の私にビンタしたい…。

「まさか真姫ちゃんがむっつりだったとはね…。いや、案外それっぽくも見えるわね」

「違うわよ!! ちょっと勘違いしただけじゃない!」

 恥ずかしさのあまり声のボリュームが大きくなる。これからにこちゃんにこのネタでどれくらいからかわれるのか考えると憂鬱になった。

「はいはい、わかったわかった。それでどうするの? にこはいつでも準備OKよ」

 にこちゃんはぽんぽんと自分の太ももを叩いた。
 スカートから伸びるにこちゃんの脚は高3にしては短めだけど、何だか愛嬌が感じられ……だから私は何を解説してるのよ!?

「ま、真姫ちゃん? なに悶えてるのよ……もーいいからほら、来なさい」

「う……うん」

 半ば押しきられる形で私はにこちゃんの隣に腰掛けた。
 にこちゃんは私に気を遣ってくれたみたいだけど、さっきより体がふらふらしてきたような気がする。

 おずおずと体を横に倒して、にこちゃんの小さな脚の上に頭を乗せた。
 決して乗せ心地がいいとは言えないけど、気持ちが落ち着いてくるのを感じる。

 私は……


>>16

1.眠りについた
2.頭を動かしてにこちゃんを見た
3.耳掃除がしてほしくなった
4.その他


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