過去ログ - 翔太郎「魔戒騎士?」フィリップ「ゾクゾクするねぇ」
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284: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/01/12(日) 03:48:01.64 ID:NGf66YkXO

〜翼の屋敷〜

翔太郎「……」ぱちくり

フィリップ「あ」

邪美「目が覚めたみたいだね。もう大丈夫だよ」

翔太郎「……なんか……口の中に不思議な味が……」

レオ「はぁ〜……結界も貼り直せたし、それに乗じたホラーの来襲も無かったし、翔太郎さんも無事……取り敢えずひと段落ですね」

零「待ってるだけの身にはやけに長かった気がするな〜」

フィリップ「僕にしたら時間が無いとしか思えなかったけど」

翔太郎「……自分に何が起こってたのか、未だによく分かんねぇや……」

翔太郎「……あれ?鋼牙は……?」

フィリップ「手を怪我しててね、別室で烈花からの治療を受けてるよ」

翔太郎「な、なんで怪我なんか……なぁ、ホントに何があったんだ?」

翼「それはまたおいおいフィリップに話してもらえばいい」

零「今は俺たちは二ドルのコトに専念しないといけないからね」

フィリップ「……あったね、そんなコト。すっかり忘れてた」

邪美「呆れたねぇ、アタシたちが何のために必死に結界を張り直してたと思ってるんだい?」

零「まぁまぁ。フィリップくんと鋼牙が思ったより早く戻ってきてくれたから、解我生来の月の前日の今日はゆっくり出来るんだし」

レオ「ゆっくりはダメですよ。二ドルの対策を今からちゃんと練らないと」

翼「かと言って、あっちは人間の身体を乗っ取って盾にしているんだ。大人しく完全復活を待ち、その時に二ドルの支配から解放される人間をなんとか救出するしかない。その救出方法さえ何も思い浮かばないが……」

邪美「しかし後手に回ってばかりなのはシャクだねぇ」

零「結局、ゲートを生み出してる力はなんなのか分かんないままだしね。二ドルは人間の身体じゃないとその力は使えないって言ってたけど……」

レオ「いくら魔導具で調べても、魔戒の力を使った形跡は無かったです……ホラーの力だとしても、ここまで痕跡をみつけられないのは……」

フィリップ「……そのコトなんだけど、僕、実は今ちょっと思うところがあるんだけど」

邪美「え?なんだい、その思うところって」

フィリップ「……全く根拠がないんだけど……」

翼「なんでもいい。言ってみてくれないか」

フィリップ「じゃあ言うけど……何も手掛かりが見つからないって言うのは、単に君たちに調べる術のない、専門外の力でゲートが作られてるんじゃないかなって」

邪美「は?」

翼「つまり何を言いたい?」

レオ「……言いたいコトが何と無く分かる気がする……」

零「……」





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