過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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100: ◆Cl5eTqy0tg[saga]
2014/01/02(木) 00:00:56.90 ID:AvIrNPWFo
「清村……大丈夫か?」
「おかげさまでな……さすがに死ぬかと思ったぜ……」
結局、装置の起動が止まってもあの3人が迎えに来ることはなかった。
レッスンが終わって俺を探しに来た晴が、廊下で倒れている俺を見つけてくれたらしい。
今はズタズタにされた精神を癒やすためにエナドリを大量に飲んでいるところだ。
「うーん。やっぱりあの装置、清村以外には使えなさそうだね」
「一般人にやったら確実に脳死してしまうな。助手が優秀でよかったよ」
あれだけのことをしておいて悪びれないこいつらが恐ろしい。
「あ、清村さんが飲んでるそれ、あとで請求書回しておきますから」
「金取んの!?」
こいつらを表現するには、鬼や悪魔などという形容じゃ生ぬるい……。
晴とトレーナーだけが、今のこの事務所での俺の心の清涼剤らしい――――――――
第4話 清村くんと発明品 終わり
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