過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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113:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 19:31:40.15 ID:AN7v/UDi0
スイーツの美味しさに感動してたら
店員からはマズ過ぎて声も出ないくらい怒ってる
って解釈される程度には強面だからねちかたないね
114:アラド廃人[sage]
2014/01/04(土) 21:54:45.79 ID:qc5rtYZWo
今日投稿しようと思っていましたがちょっと無理そうなので
明日か、遅くとも明後日には投稿する予定です。
115: ◆6frnuselJis0[sage]
2014/01/04(土) 21:57:36.06 ID:qc5rtYZWo
ああ……ミスってトリップが……
ということで次からこっちに変えます
116: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/06(月) 23:12:16.36 ID:ERGhWL2jo
第5話 清村くんと和菓子
腹が減った。
もう間もなく夕暮れ時だというのに、仕事はまったく終わる気配がない。
朝からずっと作業に精を出していても、書類の山は半分減ったかどうかというくらいだ。
117: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/06(月) 23:12:43.95 ID:ERGhWL2jo
力仕事が本分の俺にとってデスクワークの経験なんてほとんどない。
そんな俺がこんな作業をするのだから、当然他の誰かがやるより遥かに時間がかかる。
結果、俺は昼飯も食わずに事務所に缶詰め状態となっていた。
さすがにそろそろ何か食いに行くか……。
118: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/06(月) 23:13:15.70 ID:ERGhWL2jo
目的のコンビニを見つけて入店した俺は、雑誌コーナーで立ち読みしている少女に目を奪われた。
透き通るような白い肌にパッチリとした大きな目。100人に聞いたら99人は美少女に分類するだろう。
前に複写装置で頭の中に『完全プロデューサーマニュアル』の内容を書き込まれたからか、
俺は一目見ただけでアイドルとして成功しそうな女を見分けることが出来るようになっていた。
119: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/06(月) 23:13:42.93 ID:ERGhWL2jo
そういうことで、普段の俺ならスカウトしていただろうがあいにく今は営業モードじゃない。
髪の色はそのままで服装も上着を脱いでワイシャツ一枚の状態。おまけに名刺もスーツの上着の内ポケットに入っているから今はない。
こんな状態でスカウトしても成功するはずがないので心惜しいが大人しく諦めるとする。
そのままプリンとシュークリームを買って、書類の山が待つ事務所へと帰った。
120: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/06(月) 23:14:11.31 ID:ERGhWL2jo
そうして再び気分転換に向かった俺は、信じられないものを目にした。
コンビニ前に設置されたベンチに気だるげに座るさっきの色白の少女。
なんでまだ居るんだ?まさかあれからずっとここに居たのか。
見た目は高校生くらいに見えるし、既に0時を回っていることを考えるとこの状況は明らかに普通じゃない。
121: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/06(月) 23:14:45.64 ID:ERGhWL2jo
「お前さっきからここで何してんだ?この辺は不良も多いし危険だぜ」
俺も散々学生時代に喧嘩してきたからわかる。この辺りの治安はとてもじゃないが良いとは言えない。
「不良ってお兄さんみたいな人?」
122: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/06(月) 23:15:11.74 ID:ERGhWL2jo
「あたし帰る場所ないもん。お金もないし」
「あっそう……一応忠告はしたぞ。じゃあな」
これは本格的に関わったら面倒なパターンだな。さっさと立ち去ろう。
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