過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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158: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:10:26.17 ID:KWmmW/S7o
「杉小路……と周子じゃねーか。何か用か?」
最初の頃は塩見と呼んでいたが、本人に周子で良いと言われ、今は呼び方を改めている。

「おなかすいたーん。ご飯食べにいこ?」

以下略



159: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:11:22.99 ID:KWmmW/S7o
「そういやさ、二人は同じサッカー部だったんだろ?」

「そうだね。懐かしいなぁ、全国優勝に向けて血の滲むような練習の日々だったよ」

「いや、そんな記憶は断じてない」
以下略



160: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:11:51.51 ID:KWmmW/S7o
「勝負?」

「へぇ、面白いね。食事前のいい運動になりそうだし、いいよ」

「別にいいけどよ、ルールはどうすんだ?」
以下略



161: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:12:43.74 ID:KWmmW/S7o
「上等だ。受けて立ってやろうじゃねーか」
勝敗の条件は至ってシンプル。わかりやすくていい。

「清村、負けんなよ!」

以下略



162: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:13:22.63 ID:KWmmW/S7o
審判とスタートの合図は晴にやってもらうことになった。
俺と杉小路はボールが置いてある中心位置からお互いに同じくらい離れた距離で制止する。

こうやってこいつと対決するのも久しぶりのことだ。
久しぶりに思いっきり身体を動かせるってのもあって心臓の鼓動が高鳴る。
以下略



163: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:14:12.79 ID:KWmmW/S7o
「じゃあ位置について、よーいスタート!」

「スタート!」
晴と、何故か頼んでもいない周子がスタートの合図を出してくれた。
その掛け声と同時に、全速力でボールがある地点まで突っ走る。
以下略



164: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:14:47.25 ID:KWmmW/S7o
「なっ!?」

「甘いぜ杉小路、それは残像だ」
一瞬、誰もが杉小路の足払いに引っかかって俺が転ばされたと思っただろう。
実際には引っかかっていない。残像を残しておき、その一瞬の隙を突いて杉小路の背後に回った。
以下略



165: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:15:19.73 ID:KWmmW/S7o
「馬鹿なッ!?」
俺の攻撃が当たったはずの杉小路は霧消し、その場から姿を消す。

「その程度の攻撃、僕が読んでいないとでも思ったのかい?」
先ほど俺がやったように、今度は俺の背後を取りやがった。
以下略



166: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:15:55.80 ID:KWmmW/S7o
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
正々堂々と力比べだ。
拳打が乱れ飛び、お互いの攻撃が相殺される。
以下略



167: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/21(火) 16:16:38.99 ID:KWmmW/S7o
「だぁーーーーーッ!」

「気合で僕のエネルギー弾を打ち消した!?」
避けようがないなら他の方法を取るまでだ。
パワーなら俺に分がある。この程度の攻撃じゃ俺にダメージなんか与えられない。
以下略



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