過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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198: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:23:49.39 ID:Y0KaozYOo
「プロデューサーのくせにその程度もわからないの?そんなんじゃこの先やっていけないよ」
この仕事はあんな言語を理解出来きゃいけないくらいハードな仕事なのかよ。

「じゃあお前はあいつの言ってることが理解できんのか?」

以下略



199: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:24:16.77 ID:Y0KaozYOo
「それじゃあ清村、レッスンに行く前に先に事務所を案内してあげてよ」

「神託を授かりし者よ、我が声に応えよ」

「やっぱりわかるかボケェーーーーッ!!!」
以下略



200: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:24:46.62 ID:Y0KaozYOo
「う……うぅ……」
さっきまでの威勢はどこへやら。
俺が突然叫んだのが原因なのか、神崎はすっかり泣き崩れてしまっている。

「あーあー清村が泣ーかせたー」
以下略



201: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:25:17.10 ID:Y0KaozYOo
「私が悪いんです……やっぱり私、変な子なんですよね……」

「いや、別にそんなことは……ほらアイドルって普通と違った方が印象的だしアピールできるだろ!」
今の俺には必死で取り繕い、神崎を泣き止ませることしか出来なかった。

以下略



202: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:25:59.08 ID:Y0KaozYOo
「ってことがあったんだよ。頼む、助けてくれ!」

「そう言われてもな……いったいどうしろと?」
あの後俺は、どうにか神崎の言葉を理解する方法がないかどうか研究室を訪ねていた。

以下略



203: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:26:29.40 ID:Y0KaozYOo
「じゃあ複写装置だな」
神崎のあの言動はいわゆる中二病というものから来ているらしい。
つまり、それについて書かれている本を複写して俺の頭脳に書き込めばなんとかなる、かもしれないとのことだ。
それは別にいいんだがよりにもよってアレかよ……背に腹は代えられないとはいえ、正直もうあの苦痛は体験したくねぇ。

以下略



204: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:26:59.28 ID:Y0KaozYOo
「まあ、脳に直接アクセスするわけだから多少の不快感はあるかもしれないが、この前のようにはならないはずだ」
よし、俺はその言葉を信じるぞ。
なんだかんだで博士が優秀なのはよくわかっている。
例え前と同じ結果に終わっても、当初の目的だけは達成できるはずだ。

以下略



205: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:27:37.08 ID:Y0KaozYOo
博士の言葉通り、あの時のような苦痛は一切感じられなかった。
多少気分が悪くなる程度で済んだのは大きな進歩と言えるだろう。

「漆黒の魔王よ、先日の非礼ここに詫びる(神崎、昨日はすまなかったな)」

以下略



206: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:28:14.71 ID:Y0KaozYOo
「ごめん清村……。いくらなんでもこの前はやり過ぎた」
一昨日のあの件があってから、俺と晴が顔を合わせることはなかった。
俺に重症を負わせたことを一応気に病んでいたのか、普段と比べるとずいぶんとおとなしい。

「我は贖罪の羽根を背負う(いや、お前が悪いわけじゃない。悪いのは俺だ)」
以下略



207: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/01/29(水) 20:30:33.14 ID:Y0KaozYOo
若干迷走してるような気もしますが第7話はこれで終わりです
やっぱり清杉は難しいと痛感しました

エラーで>>194>>195で連続投稿されてしまっていますが気にしないでください……


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