過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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337: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:22:05.33 ID:up4q12Iyo
「そりゃ頼もしいな。試合はいつでも大丈夫なのか?」

「うん、いつでもいけるにゃ!」
とはいえ、次のLIVEバトルをどこの誰とやるかはまだ考えていなかった。
前の試合での心の整理にもう少し時間がかかるかと思っていたが、蓋を開けてみればこの好調。
以下略



338: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:22:49.92 ID:up4q12Iyo
「うん!準備するからちょっと待ってて!」

「ああ」
みくの着替えを待つ間、何処に行くかを考える。
ひとりなら安い牛丼や定食などで適当に済ませるが、さすがにアイドルを連れてそんな場所に入るのは気が引ける。
以下略



339: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:23:22.52 ID:up4q12Iyo
そして、辺りを見渡しながら歩いているとその存在に気が付いてしまった。

「あいつは……!」
忘れもしないその姿。あの頃と何も変わっていない銀髪にピアスの男。
そいつが見知らぬ子供とサッカーをして遊んでいた。
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340: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:24:07.87 ID:up4q12Iyo
「あ、ヤマチャン!急に走ったりしたら……!」

「はうっ!?」
みくの忠告も虚しく、最近ずっと運動不足だった俺はちょっと走っただけで足を挫いてしまった。
バランスを崩した俺は、転がるように奴らの間に割って入った。
以下略



341: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:24:56.72 ID:up4q12Iyo
「ちょっと、ヤマチャン大丈夫!?」

「大丈夫……じゃねーけど大丈夫だ」
俺は挫いた足を庇いながら起き上がり、痛みに耐える。

以下略



342: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:25:52.50 ID:up4q12Iyo
「いや、それほぼ俺関係ないじゃねーか……ってか思い出した。お前ヤマか」

「ようやく思い出しやがったか……」

「ああ、あの時俺に抱きついてきた奴だろ」
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343: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:26:42.41 ID:up4q12Iyo
「どうでもいいが、今更俺に何の用だよ」

「ここで会ったのがテメェの運の尽きだ!ぶっ殺してやる……!」

「なんだよ、やんのか?」
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344: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:27:41.39 ID:up4q12Iyo
「さっきから気になってたが、その子供はお前の弟か何かか?」

「晴のことか?」

「弟じゃねーよ。そもそも男でもねーよ」
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345: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:28:31.13 ID:up4q12Iyo
「こいつはオレのプロデューサーだよ」

「そうだ。遊んでるのはこいつに付き合ってやってるだけでそれ以上でもそれ以下でもねぇ」

「なんだ、テメェもそうだったのか……」
以下略



346: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:29:12.84 ID:up4q12Iyo
「清村、俺と俺のアイドルとLIVEバトルで勝負しろ!」

「LIVEバトルだと!?」

「ああ。テメェもプロデューサーならルールくらい知ってるだろ?」
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